変態王子と笑わない猫。 12 MF文庫J

さがら総

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784040691824
ISBN 10 : 4040691822
フォーマット
出版社
発行年月
2018年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
264p;15

内容詳細

さがら総新シリーズも同時発売! 爽やか系変態青春ラブコメ第12弾!

「わたしと、ピクニックの仲間を集めに行きましょう」

……一本杉の丘で再び出会ったぼくと月子ちゃんは、手を繋いで歩き出す。大切な人を、かけがえのない思い出を、きっと取り戻すために。横寺くんノート(著&脚色・筒隠月子)に基づき、ゲーセンで遊んだり勉強会をしたり、いちゃいちゃアニマルタイムを繰り広げたり、昔懐かしいイベントに奮闘するのだけれど――

「月子ちゃんも早くすっぽんぽんノルマを果たさなきゃ!」
「それもやぶさかではないですが」
「なーんちゃって、……え?」

――脱ぐ気いっぱい!? 大人気爽やか系変態青春ラブコメ第12弾! 何もかもが変わってしまった新世界で、それでも変わらない何かを探す最後の旅路が、今始まる――。

【著者紹介】
さがら聡 : 第6回MF文庫Jライトノベル新人賞にて最優秀賞を受賞。1986年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • もも さん

    ついに最終巻。横寺くんノートに沿ってピクニックの仲間を集めに行く陽人くんと月子ちゃん。目次も台詞もこれまで見たことのあるシーンもいっぱい、だけど確かに違う物語。ほんわかさまも四葉もポン太もイモリヤモリも弥次さんも出てくるオールキャストな最終巻でした。これまでのお話を大切にしていてとても素晴らしいものになっていたと思います。1巻を読んだときはまさかこんな終わり方をするとは思わなかったよね。ずっと待っていた甲斐がありました。変猫、本当に素晴らしいとしか言いようがないです…。カントクさんのイラストも然り。→

  • まるぼろ さん

    シリーズ完結。変わった世界で陽人と「再会」した月子は、横寺君ノートを元に皆から陽人の思い出を引き出すべく行動を開始するが…、と言うお話です。横寺君とマイマイとの間に不穏な空気が流れたり、皆の行動が横寺君ノートに引っ張られていったりとハラハラする展開もありましたが、最後には月子ちゃんも泣いて笑ってと表情も取り戻しいい締め括りだったと思いました。終盤で横寺君の姉の四葉さんも登場、この変わった世界で横寺君がどう頑張っていたかも明らかになって良かったです。とても大好きなシリーズでした、次回作も近い内に読めればと。

  • リク@ぼっち党員 さん

    変態さんのおバカで切ない青春ストーリー、ついに完結。ふざけているようで、最初から最後まで真面目に幸せの意味を投げかけていた素晴らしい作品だった。横寺だけがいなくなった世界で、別の世界の記録である横寺くんノートをなぞっていく。変わった関係と、変わらない性質。横寺も月子ちゃんも臆病で、自分を誤魔化して楽な道に逃げてしまいがちだったけど、これからはみんなと一緒に最高の幸せを探してほしい。最後の最後に月子ちゃんの本音が見られて本当に嬉しい。あぁ、幸せだ。短編集も心の底から楽しみにしてます! ヘンティカンヘンタイ!

  • shin さん

    リセットされた世界で変わらない何かを求める最終巻。初めは違和感と既視感の間を行き来したけど、だれもがだれかの見えないものを見ていて、それを時に寄り添わせられる今に気づかされるような読み心地でもあった。普通になった陽人の簡単ではなかった変化が伝わり、普通の女の子の行き場のない感情でも形にする表情を見ることができて、今作を読めて本当によかった。「人は忘れさられたときに死ぬものだから、覚えてもらっている限り、きっとどこかにいる」という物語の意味だけでなく読み手の自分にとっても印象深い言葉を刻みこめたお話でした。

  • ぶなぶな さん

    一本杉の丘で陽人は月子と再会して…。最終巻。ノートを頼りに前の世界に戻そうと、過去に縋っていた月子。でも自分で言ったように、ありのままのこの世界で何もしなくたって幸せになれる。それに、表情を作れないことより、普通に泣いて普通に笑えることの方が、きっとありふれた尊い幸せだと思う。最後に見せた月子の100パーセントの笑顔を見て、この物語は一つの終わりを迎えたのだと実感しました。最後まで大満足。変態な陽人のくだらない語りも、ちょっと切ないストーリーも、この作品のキャラ一人一人のことも大好きです。お疲れ様でした。

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さがら総

1986年生まれ、。第6回MF文庫Jライトノベル新人賞最優秀賞作「変態王子と笑わない猫。」にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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