言葉にできない想いは本当にあるのか

いしわたり淳治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480815606
ISBN 10 : 4480815600
フォーマット
出版社
発行年月
2020年12月
日本
追加情報
:
256p;19

内容詳細

歌詞、流行語、テレビ、広告から独自の視点で118ワードをピックアップ。刺さる理由を解剖。ロジカルな歌詞解説で話題の作詞家による“アイディア”と“思考”の処方箋。作詞家が“言葉”を語るとこんなに凄い!!!

目次 : 01(君のドルチェ&ガッバーナのその香水のせいだよ/ 日によります ほか)/ 02(かわE越してかわFやんけ!/ 「×」はやべえ ほか)/ 03(別の人の彼女になったよ/ 借景 ほか)/ 04(ほらもうこんなにも幸せ/ 強い力で消毒した結果、何も住まなくなった感じ。 ほか)/ 05(ドラえもん/ ホンビノス貝 ほか)

【著者紹介】
いしわたり淳治 : 1977年生まれ。青森県出身。作詞家・音楽プロデューサー・作家。1997年にロックバンドSUPERCARのメンバーとしてデビューし、オリジナルアルバム7枚、シングル15枚を発表。そのすべての作詞を担当する。2005年のバンド解散後は、作詞家として、音楽プロデューサーとして、数多くのアーティストを手掛ける。現在までに600曲以上の楽曲制作に携わり、数々の映画、ドラマ、アニメの主題歌も制作している。音楽活動のかたわら、映画・音楽雑誌等での執筆活動も行っている。ソニー・ミュージックエンタテインメントRED所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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関ジャムでお馴染みのいしわたり淳治のエッ...

投稿日:2021/03/11 (木)

関ジャムでお馴染みのいしわたり淳治のエッセイ集。 音楽についてはもちろん芸人がバラエティー番組で発した何気ない一言からCMや広告での言葉、普通に生活をしていたら気にも留めないような何でもないワードをあらゆる角度から考察していて本当に面白い。同じものを目にしているはずなのに言葉のプロはこんなにも深くまで見えているのかと驚愕。その感性に心の新しい扉が開けられるような心地よさを感じる。 一編がとても短く、まるで四つ打ちダンスミュージックのような疾走感を持っていて更にキャッチャーさがあるため、とにかく読みやすい。 ”筆が乗る”感覚になると、ページを捲る手が止まらなくなってしまい、目的に着いたの電車を降り損ねたことが一度あった。

だーいし さん | 千葉県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • やすらぎ🍀 さん

    独特の視点から共感が生まれるエッセイ。テレビや芸能界の言葉にできない想いを軽快に語る。何かを悪く言う人より、何かを素直に感動できる素敵な人を探したくなる。例えば素敵な言葉って、触れるだけで何か物語が浮かんでくる。利益がないと行動しない人が増えているけど、本当に大切なことを見失わないでいたいでしょ。こうやって言葉を並べると文章になって誰かに伝わっていく。自発的な行動を起こしたり、気持ちを体現できる人って、自らを成長させる心の部屋を見つめている。その扉の取手は内側にしかなくて、外側からは誰も開けられないんだ。

  • kum さん

    テレビ番組やCM、歌詞などから気になる言葉やいいと思った言葉を取り上げて、その「言い得て妙」感を語るコラム集。これまで知っていたものも興味を持っていなかったものも新たな視点で見ることができるような1冊。笑ったり驚いたりフムフムと唸ったり、期待以上に面白く、もう一度全部読み返したいくらい。作詞家、音楽プロデューサーでもある著者のいしわたりさん。言葉の捉え方の感性はもちろん、その言葉を作ったり発した人へのリスペクトを感じられる文章もとても良く、ほかの作品も読んでみたくなった。

  • Tenouji さん

    「うれしい悲鳴をあげてくれ」の著者につられて、なんとなくのジャケ買い。が、年末駆け込みで飛び込んできた、ヒット本!面白かった。「ETCカード」の話しは、ホントかなぁw。言葉の周辺に渦巻くもので、如何に遊ぶか?そんな感じで書かれている文章は、年の瀬に読むのにピッタリですっ。朝日新聞デジタル版のまとめなので、Webでも読めます。

  • Kazuki さん

    いしわたりさんの観察力が面白かったです。 日常から高いアンテナを立てているから、いろんな言葉が引っかかる。 それを丁寧に分析して、また言葉にする。プロの作詞家は凄いですね! ただ、考えすぎかなぁ。とか、それ面白いか?と感じることもしばしば。 まぁ、それがエッセイもんね。よきよき。

  • * さん

    【何気ない流行語には、世の中をデザインし直す力がある】ついつい嫌いがちだけど、もしも「ぴえん」がなかったら、コロナ禍はもっと重苦しいのでは▼アドリブで投げられた言の葉は、良くも悪くも人生や時代が切り取られていて、面白い▼『兵、走る』は、自分のウォークマンでは「は」行になっている...(あ〜、2019年に戻りたくなってきた。時を戻そう!)▼テレビやSNSで流れてくる意味不明な新語も「抽象化」してみると、なごむかも。ほら、もうこんなにも幸せ。

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いしわたり淳治

1977年生まれ。青森県出身。作詞家・音楽プロデューサー・作家。1997年にロックバンドSUPERCARのメンバーとしてデビューし、オリジナルアルバム7枚、シングル15枚を発表。そのすべての作詞を担当する。2005年のバンド解散後は、作詞家として、音楽プロデューサーとして、数多くのアーティストを手掛

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