怪奇まんが道 奇想天外篇 集英社ホームコミックス

あだちつよし

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784834232615
ISBN 10 : 4834232611
フォーマット
出版社
発売日
2017年12月19日
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
宮崎克 ,  
追加情報
:
192p;19

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読書メーターレビュー

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  • あーびん さん

    連続幼女誘拐殺人事件の影響で雑誌「ハロウィン」の看板漫画家であったにもかかわらず「先生、マンガ家辞めてください」と編集長に宣告された御茶漬海苔...デビュー作からその唯一無二の作風は完成されていた諸星大二郎。いつのまにかホラー漫画家になっていた外薗昌也にこんな葛藤があったとは。そして近藤ようこと高橋留美子が新潟の高校の元同級生で今でも旧交を温めていることの奇跡...!!怪奇まんが好きには感慨深いエピソードばかりでした。

  • スゲ子 さん

    あああ御茶漬海苔先生‼︎子どものころ本っ当に怖くてちょっとしか読めませんでした‼︎すみません!「あの事件」によって巻き起こった自主規制の嵐。「殺人はダメ、切ったり刺したりもダメ」「血の量も控えて」「切断面もダメ」場当たり的な「規制」によって、彼のホラー漫画家としての手足がもがれていくさまが辛い。そして編集長から言われたあの言葉!なんてひどいことを!って怒りで体がブルっとしてしまった!その回答としての「最終回」が反骨と気概に満ちてて凄い。実家の金物屋の2階で、目も眩む恐怖と惨劇の物語を紡ぎ続けた作家の闘い。

  • vaudou さん

    日本ホラー(怪奇)漫画の大御所たちの実人生を漫画化。ジャンル自体が白眼視される傾向にあってもホラー作家としての矜持を捨てずに書き続けた御茶漬海苔先生や、なかなか日の目を見なかったという外園昌也先生の苦労話は新鮮に読んだ。みなが純粋に恐怖に魅入られていた少年・少女時代の初心の高ぶり、そこに回帰していく契機が面白くかつ漫画的にまとまっていて良かった。近藤ようこ先生と高橋留美子先生の友情は美しい。

  • なつのおすすめあにめ さん

    本当に宮崎勤は日本のサブカルにダメージを与えて迷惑だな〜、○ねばいいのに(○んでますが)。諸星大二郎がジャンプ出身ってのがおもしろすぎる。『鬼畜島』の人はweb連載によって解き放たれたというのもいい話。私の古里の新潟にいたのは高橋留美子先生だけではないのだ。この『奇想天外篇』では前作よりも、作家になってからの苦悩が描かれている気がした。

  • 伊吹 さん

    御茶漬海苔の絵柄を見て何年か前に病院の待合室で読んだマンガの作者だと気づいた。現実に起きたとあるショッキングな殺人事件の影響が出版界に及んだ話は興味深い。編集者がバッシングを避けるために人を切ったり刺したり、切断面を見せたりしてはならない、と指示する一方でゾンビならよし、岩で全部キレイに潰すのはよし、とする不可解な基準が語られる場面があるのだけど、自粛するならするできちんと筋を通せないものかとも思った。そんな中で苦肉の策として戦争を描くことで精一杯の抵抗をする御茶漬氏の表現者としての意地は見事だ。

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