光のしるべ えにし屋春秋

あさのあつこ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784758414432
ISBN 10 : 4758414432
フォーマット
出版社
発行年月
2023年06月
日本
追加情報
:
264p;20

内容詳細

物乞い稼業の少年・信太が、実入りの少なかった日、仲間のおみきに連れられて“えにし屋”を訪ねてきた。ちょうど同じ頃にやってきたやけに疲れて見える夫婦は、五年前に行方知れずとなった、生きていれば八つになる息子の平太を探してほしいという。今になって、何故。お頭の才蔵に望み薄と呆れられつつ、彼らが抱えるなにがしかに揺さぶられるお初。交差する謎と深まる闇。傑作時代長篇サスペンス。

【著者紹介】
あさのあつこ : 1954年、岡山県生まれ。青山学院大学文学部卒業。91年『ほたる館物語』でデビュー。96年に発表した『バッテリー』およびその続編で野間児童文芸賞、日本児童文学者協会賞、小学館児童出版文化賞、2011年『たまゆら』で島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • いつでも母さん さん

    この道は何処へ続くのだろうねぇ。息をするのも苦しいのに。一人の女の真実が身体中から押し出される時、人の堕ちる闇がそこここに溢れ出して・・ヒリヒリするこの感じはあさのさんの世界だ。〈えにし屋〉シリーズ第二弾!どんどん引き込まれて読んだ。結ぶも切るも縁故に・・あぁ、もっと読みたい。お初に逢いたい。

  • itica さん

    人と人の縁を取り持ったり、逆に断ち切るのを生業とする「えにし屋」第2弾。中心人物となるお初についてすっかり忘れていて、そういえばお初は○○だった!とようやく気付く始末(笑)。前回は短編連作だったが、今回は丸々一冊、5年前の火事で行方知れずとなった我が子を探してほしいという依頼で動くお初。ふたを開ければ複雑な事情が絡み合い、とんでもない事件へと繋がって行く。えにし屋は今で言うところの探偵業に近いな。お初の推理はお見事。

  • タイ子 さん

    シリーズ第2弾。久しぶりに読んだら一作目の記憶がなかなか蘇らず。。。人と人のいろんなえにしを商売にする<えにし屋>妙にあだっぽいお初と親分の才蔵の二人。物乞いのおみきが信太とえにし屋を訪ねてくる。そこに訪れた夫婦が5年前に生き別れになった息子を探して欲しいと依頼。行方不明だけではなく他に何かがあると感じたお初は調べ始める。そして明るみになる数々の真相。子供という大切な宝を勝手に大人の都合で振り回すんじゃないよと思いながら、えにし屋に預けられた信太が愛おしくなってくる。子供たちの未来に光が差すことを祈って。

  • ゆずぽん さん

    えにし屋に舞い込んだ依頼は、5年前に行方知れずになった息子を探して欲しいというものだった・・・なかなか混み入ったお話でラストは二転三転と転がった。納得までではないけれど、解決に導いてくれた。信太の行く末が心配だなぁ。次作、えにし屋に居るといいんだけれど・・・

  • ひさか さん

    ランティエ2022年3月号〜2023年3月号掲載のものを2023年6月角川春樹事務所から刊行。えにし屋春秋シリーズ2作目。長編。登場する必要があるのかないのかわからない人達の話が、長く語られ読みづらい。真相にかかわる話が唐突にはじまるが、これもぐだぐだと長いだけで共感できない。短編仕立てだと良かったのかも。そういえば、未読の1作目は短編集だとか。どうしょうかな。

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人物・団体紹介

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あさのあつこ

1954年岡山県生まれ。青山学院大学文学部卒業。小学校講師を経て、91年に作家デビュー。『バッテリー』で野間児童文芸賞、『バッテリー2』で日本児童文学者協会賞、『バッテリー1〜6』で小学館児童出版文化賞、『たまゆら』で島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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