かんかん橋の向こう側 角川文庫

あさのあつこ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041063408
ISBN 10 : 404106340X
フォーマット
出版社
発行年月
2018年03月
日本
追加情報
:
544p;15

内容詳細

地方の寂れゆく温泉町、津雲。父の亡き後、残された食堂『ののや』を守る継母の奈央と高校生の真子。支え合う暮らしの中で真子は、奈央を一人残して都会に進学することを迷っていた。ある晩、訳ありげな青年が客として現れるが、やがてとんでもない事件に発展する。「帰る場所がある。だから人は旅立つことができる」―小さな食堂を舞台に、精いっぱい生きる人々の絆と、少女の成長と旅立ちを描いた傑作長編。

【著者紹介】
あさのあつこ : 岡山県生まれ。大学在学中から児童文学を書き始める。『ほたる館物語』で作家デビュー。『バッテリー』およびその続編で野間児童文芸賞、日本児童文学者協会賞、小学館児童出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • dr2006 さん

    なんか凄く好き❤巻末の作者の解説を読むまで続編と知らずに読んだが、それを気が付かない程作品に移入し、感動した。小さな温泉町津雲には石造りのかんかん橋と主人公真子の継母奈央が経営する食堂ののやがある。集う常連が醸す家族と仲間の物語だ。ある日常連和久が書いたネット小説のファンだという男が訪ねて来るが…。時にこの仲間たちは辛辣に云いたいことを云い合うが常に相手を気を遣っている。このウザい関係が成立するのは根っこに信頼関係が築かれているからで、ののやは環境でしかない。家族や仲間を思い遣る優しさを教えてくれる作品。

  • はるき さん

    あさのあつこさんが描く女の子は、将来きっと力強い女性に成長してくれる。そういう安心感があります。地に足を着けて力強く歩くこと、自分を信じること。 そういうメッセージを感じます。

  • はるき さん

     男の子の成長は一瞬の輝きで、女の子のそれは生々しい羽化だ。頼りなげな小さな女の子が、自分の力で未来を切り拓く力強さは、何度読んでも胸が躍ります。

  • 鍵ちゃん さん

    地方の寂れゆく温泉町、津雲。父の亡き後、残された食堂「ののや亅を守る継母の奈央と高校生の真子。支え合う暮しの中で真子は、奈央を一人残して都会に進学することを迷っていた。ある晩、訳ありげな青年が客として現れるが、やがてとんでまない事件に発展する。「帰る場所がある。だから人は旅立つことができる亅小さな食堂を舞台に、精いっぱい生きる人々の絆と、少女の成長と旅立ちを描いた。食堂を舞台とした新喜劇を見ているような、明るく人情味のある話でした。

  • moo さん

    途中少し物騒な話もあったけど、前巻通り賑やかな面々。私はちょっとこういう距離感0は苦手だけど、見てる分にはほほえましい。高校生の恋愛や、地元を出ていく葛藤、親との確執…今回の方がリアルだったかな。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

あさのあつこ

1954年岡山県生まれ。青山学院大学文学部卒業。小学校講師を経て、91年に作家デビュー。『バッテリー』で野間児童文芸賞、『バッテリー2』で日本児童文学者協会賞、『バッテリー1〜6』で小学館児童出版文化賞、『たまゆら』で島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品