Blu-ray Disc 輸入盤

『サイモン・ラトル/リーヴィング・ホーム〜20世紀の管弦楽曲』(3BD)(日本語字幕付)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
109222
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
Europe
画面サイズ
:
通常
:
カラー
フォーマット
:
Blu-ray Disc
その他
:
輸入盤

商品説明

『サイモン・ラトル/リーヴィング・ホーム』(3BD)
〜20世紀の管弦楽曲 サー・サイモン・ラトルのガイドによる音楽旅行〜

日本語字幕付き

2005年に発売されて以来、数多くの人々に愛されている『リーヴィング・ホーム 20世紀の管弦楽曲』がデザインを一新して再発売となります。これはサイモン・ラトルとBBCによる、20世紀音楽を俯瞰する一大プロジェクト。日本でもテレビ放送された全7回のプログラムで、CD録音のない曲やソリストとの共演も多く貴重な記録となっています。各回ともラトル自身がピアノ演奏をしながら作品をレクチャーし、バーミンガム市響などを指揮しての演奏場面も多数含まれており、まさに次世代へ繋げる貴重な映像と言えるものです。Blu-rayでは初発売となります。
 1997年、BAFTA(ブリティッシュ・アカデミー・オブ・フィルム・アンド・テレヴィジョン)ベスト・アーツ・プログラム賞受賞作品。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1:第1集、第2集
● 第1集『火山の上の踊り』

 第1集は「火山の上の踊り」と題され、マーラーや新ウィーン楽派の作品を取りあげています。

【曲目(抜粋演奏)】
・ワーグナー:『トリスタンとイゾルデ』〜第1幕への前奏曲
・シェーンベルク:浄夜 Op.4(1917年改訂版)/5つの管弦楽曲 Op.16
・マーラー:交響曲第7番ホ短調『夜の歌』
・R.シュトラウス:『エレクトラ』 Op.58
・ヴェーベルン:管弦楽のための5つの小品 Op.10
・ベルク:ヴァイオリン協奏曲

● 第2集『リズム』
 第2集は「リズム」と題され、『春の祭典』にはじまり、打楽器アンサンブル作品や呪術的な太鼓が響く作品など、リズム革命をもたらした作曲家たちを取りあげています。

【曲目(抜粋演奏)】
・ストラヴィンスキー:バレエ音楽『春の祭典』
・ヴァレーズ:イオニゼーション(イオニザシオン、電離)
・リゲティ:アトモスフェール
・ライヒ:木片のための音楽
・ブーレーズ:メモリアル−マデルナの追悼のための儀式
・メシアン:トゥーランガリラ交響曲
・マーラー:大地の歌
・ナンカロウ:ピアノ・ロール第21番

Disc2:第3集、第4集、第5集
● 第3集『色彩』

 第3集は「色彩」と題され、20世紀の扉を開けたドビュッシーにはじまり、「音色旋律」という技法を使ったシェーンベルクなど、オーケストラの醍醐味が味わえる選曲です。ラトルが得意としながら録音が珍しい武満の作品、貴重な演奏シーンも多数です。

【曲目(抜粋演奏)】
・ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲/バレエ音楽『遊戯』
・ストラヴィンスキー:バレエ組曲『火の鳥』
・シェーンベルク:5つの管弦楽曲 Op.16
・ブーレーズ:ノタシオン
・メシアン:われら死者の復活を待ち望む
・武満 徹:夢/窓
・ラヴェル:ダフニスとクロエ

● 第4集『暗黒の風景をめぐる3つの旅』
 第4集は激動の20世紀史に翻弄され、その生涯と音楽を運命づけられたバルトーク、ショスタコーヴィチ、ルトスワフスキという3人の作曲家を通じ、政治や戦争と音楽との関係について斬り込みます。

【曲目(抜粋演奏)】
・バルトーク:歌劇『青ひげ公の城』
・バルトーク:弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽
・バルトーク:管弦楽のための協奏曲
・ショスタコーヴィチ:交響曲第4番
・ショスタコーヴィチ:交響曲第5番
・ショスタコーヴィチ:交響曲第14番『死者の歌』
・ルトスワフスキ:管弦楽のための協奏曲
・ルトスワフスキ:ヴェネツィアの遊び
・ルトスワフスキ:交響曲第3番

● 第5集『アメリカ流』
 第5集は「アメリカ流」と題され、20世紀音楽史でヨーロッパとまったく違った発展を遂げたアメリカの音楽を取り上げています。ラトルがまだ録音していない作品が多く、その意味でも貴重なドキュメントであり、ガーシュウィンを得意とするウェイン・マーシャルらも共演しています。

【曲目(抜粋演奏)】
・ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
・アイヴズ:祭日〜第2番『戦没将兵記念日』
・ケージ:コンストラクション第1『金属で』
・カーター:100×150音符の祝賀曲
・フェルドマン:マダム・プレスが先週90歳で死んだ
・コープランド:バレエ音楽『アパラチアの春』
・ジョン・アダムズ:ハーモニウム
・ヴァイル:舞台音楽『街路の風景』〜寂しい家
・ライリー:インC
・バーンスタイン:『ウェスト・サイド物語』よりシンフォニック・ダンス

Disc3:第6集、第7集
● 第6集『目覚めた後』

 第6集は「目覚めた後」と題され、第二次世界大戦後の音楽シーンと前衛の時代を総括しています。中でもラトルが敬愛する師カールーと、まだデビューしたてのハーディングと共に指揮をする『グルッペン』の映像が珍しく貴重です。

【曲目(抜粋演奏)】
・R.シュトラウス:4つの最後の歌
・シェーンベルク:ワルシャワの生き残り Op.46
・ヴェーベルン:管弦楽のための5つの小品 Op.10
・ブリテン:セレナード Op.31
・ストラヴィンスキー:バレエ音楽『アゴン』
・シュトックハウゼン:グルッペン
・ブーレーズ: 主のない槌(ル・マルトー・サン・メートル)

【特典映像】
● コンサート・スペシャル〜シュトックハウゼン:グルッペン
 指揮:サー・サイモン・ラトル
 客演指揮:ジョン・カールー、ダニエル・ハーディング
 収録場所:イギリス、バーミンガム、国際コンベンション・センター(ライヴ)

● 第7集『スレッド』
シリーズ完結となる第7集は「スレッド」と題され、これまで6巻で網羅してきた20世紀音楽から派生した、21世紀へとつながっていくスタイルの作品集となっています。ラトル自身がコンサートで取りあげた曲も多く、ドキュメンタリーの完結編にふさわしい作品ばかりです。

【曲目(抜粋演奏)】
・ベリオ:ラボリントゥス第2
・ヘンツェ:交響曲第8番
・クルターク:シュテファンの墓
・バートウィッスル:儀式の断片
・ターネイジ:ドラウンド・アウト
・ナッセン:花火と華麗な吹奏
・グバイドゥーリナ:ツァイトゲシュタルテン

 バーミンガム市交響楽団、他
 サー・サイモン・ラトル(指揮、レクチャー)

 収録時間:361分(+「作曲家たちのバイオグラフィ」/オーディオトラック「グルッペンの演奏風景」)
 画面:カラー、4:3、1080i High Definition (Upscale)
 音声:PCMステレオ
 言語:独、英
 字幕:仏、伊、西、日
 Region All

 ブルーレイディスク対応機器で再生できます。

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音楽に見る20世紀史 その昔”20世紀百人一...

投稿日:2017/06/19 (月)

音楽に見る20世紀史 その昔”20世紀百人一曲”と題するアンソロジーを編んだことがある 20世紀に書かれた曲から百人の作曲家の一曲ずつを選び出してまとめたものだ これは酔狂人の座興に過ぎないが ラトルがBBCと組んで作った番組は見事な音楽史であり20世紀史となっている 楽曲をまるまる鑑賞することはできないがけれど ラトルが吐露しているように鑑賞の水先案内になっている 50人弱だが登場する作曲家は的確に選ばれている 選出基準は番組の中で触れられている 演奏紹介された楽曲も意を得たものだった ほぼ全ての楽曲はラトルの指揮で演奏したものが挿入されている ラトルが語ってナビゲートするから自ずと滲み出すラトルの音楽観に感銘と共感を覚えた 間も無くイギリスに戻るラトルがいかなる音楽世界を開陳して演奏活動をするのか興味が尽きない 音楽に未来を望む友よ ぜひ一聴を     

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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