CD 輸入盤

『現在と過去〜バッハ、グレツキ、A.スカルラッティ、ライヒ、他』 エスファハニ(チェンバロ)、コンチェルト・ケルン

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4794481
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


現在と過去〜バッハ、グレツキ、A.スカルラッティ、ライヒ、他
エスファハニ(チェンバロ)、コンチェルト・ケルン
グラモフォン賞受賞のエスファハニがアルヒーフへ録音!


チェンバロ奏者として初めてBBCラジオ3の「ニュー・ジェネレーション・アーティスト」に選ばれたマハン・エスファハニ。1984年生まれ、若い世代の先頭をきって活躍するトップ・チェンバリストとして、「非凡なる才能」(タイムズ紙)、「繊細にして躍動的」(アーリーミュージック・トゥデイ誌)など高い評価を得ています。デビュー作となったC.P.E.バッハのヴュルテンベルク・ソナタ集(ハイペリオン・レーベル)が大成功し、英グラモフォン賞2014では古楽器部門賞(Baroque Instrumental)を受賞、更に最優秀アーティスト賞(Artist of the Year)にもノミネートされるなど、人気実力とも高い期待の新星です。
 今回初となるアルヒーフへの録音は、コンチェルト・ケルンとの共演で、バロック作品の間に現代音楽を入れることによって、時空を超えたチェンバロ音楽の魅力がふんだんに散りばめられた仕上がりとなっています。(ユニバーサルIMS)

【収録情報】
『Time Present and Time Past』


● A.スカルラッティ:ラ・フォリアの主題による変奏曲
● グレツキ:チェンバロ協奏曲 Op.40
● C.P.E.バッハ:スペインのフォリアの主題による12の変奏曲ニ短調 Wq.118-9
● ジェミニアーニ:合奏協奏曲ニ短調
● スティーヴ・ライヒ:ピアノ・フェイズ
● J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲第1番ニ短調 BWV.1052

 マハン・エスファハニ(チェンバロ)
 コンチェルト・ケルン

 録音時期:2014年9月
 録音場所:ドイチュラント放送、ケルン室内楽ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

収録曲   

  • 01. Variations On 'la Follia' - Mahan Esfahani
  • 02. Allegro Molto - Mahan Esfahani/Concerto Koln
  • 03. Vivace - Mahan Esfahani/Concerto Koln
  • 04. 12 Variations On 'la Folia D'espagne' In D Minor, Wq118, No. 9 - Mahan Esfahani
  • 05. Concerto Grosso In D Minor - Concerto Koln
  • 06. Piano Phase - Mahan Esfahani
  • 07. Allegro - Mahan Esfahani/Concerto Koln
  • 08. Adagio - Mahan Esfahani/Concerto Koln
  • 09. Allegro - Mahan Esfahani/Concerto Koln

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Wigmore Hall Liveに続く、そして同様に非...

投稿日:2017/10/08 (日)

Wigmore Hall Liveに続く、そして同様に非常に意欲的なアルバムです。”La Follia”をテーマとするバロック音楽と、現代音楽を交互に配し、最後をJ.S.BachのBWV1052で締めくくるという構成で、前作程の統一性のあるプログラムには感じなかったものの、確かにルネサンス・バロック変奏曲とMinimal musicの繋がりは共通の根をもっているのかも知れません。プログラム中では、ライヒのPiano Phaseが、作曲者自身の言葉にもあるように、まさに圧倒的な名演奏で、ついでやはりグレツキの協奏曲が水を得た魚のようなこれも名演奏です。反面、J.S.Bachを含むバロック音楽の演奏は(C.P.E.Bachはバロックとしてよいか?)、演奏細部の掘り下げがまだ十分でない部分が多いためか、過去の名匠の演奏に比較して、あまりにまだニュアンスに乏しく一本調子で、とても現代音楽における名演と比較できないのが辛いところです。M.Esfahani自身はチェンバロの現代復興を使命と考え、Leonhardt以降の現代のチェンバロ奏者が、現代のチェンバロ音楽を弾かず古楽復興に専心したことを批判的にとらえているようですが、彼自身が肝心要のルネサンス・バロックのレパートリーにおいて、Leonhardtら過去の巨匠に、とてもまだ較べられるレベルでないのが痛いところでしょうか。とは言え、今はすっかり名匠となったTrevor Pinnockも、デビュー時は技術のみでニュアンスの乏しい演奏をすることもあったことを思えば、M.Esfahaniも今後にまだまだ期待すべきなのでしょう。J.S.Bachを含むバロック作品の演奏水準としては、公平にみてまだ平均レベルですが、ライヒ始め現代音楽における超名演があるため、評価はやや甘くさせていただきました。ちなみにコンチェルト・ケルンの演奏は、以前からのこの団体の演奏同様、手堅いがやや重々しく、古楽オーケストラとしては平均以上ではないと思われました。

mimi さん | 兵庫県 | 不明

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