恐怖の緑魔帝王 みんなの少年探偵団

芦原すなお

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784591143100
ISBN 10 : 4591143104
フォーマット
出版社
発行年月
2015年03月
日本
追加情報
:
208p;19

内容詳細

緑づくめの怪人が仕掛ける「大東京緑化計画」。どうなる少年探偵団!?直木賞作家が贈るユーモアとスリルたっぷりの冒険譚!

【著者紹介】
芦原すなお : 1949年香川県観音寺市生まれ。早稲田大学文学部卒。86年『スサノオ自伝』でデビュー。90年『青春デンデケデケデケ』で第27回文藝賞、翌年に第105回直木賞を受賞。2005年に、観音寺市の名誉市民として顕彰される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • KAZOO さん

    芦原さんがまだこのようなものを書いていたとは驚きでした。このシリーズも4冊目となるのですが、江戸川乱歩の作品とはまるっきり別物と考えた方がいいのでしょう。かなり話を大げさにしたりして筆者たちの好きなようにデフォルメされています。私は楽しめますが、むかしのイメージを持っている人は違和感を覚える人が多いのでしょう。ある意味こにょうな本から入って江戸川乱歩の本を読んでくれればという気がします。

  • kishikan さん

    実は江戸川乱歩の「少年探偵団」は子どもの頃にも読んでいなかったので、オマージュの「みんなの少年探偵団」、毎回期待しているんです。でも、なんかこの本あまり評判良くないみたい。僕としては、大の芦原すなおファンなので、なにはともあれ手にしたのですが、皆さんからは「おちゃらけがやり過ぎ」といわれているみたいですね。でも僕としては、随所にみられるパロディとほんやら会話が、たいそう気に入っているのです。だから、乱歩的美学を追及するのではなく、白黒のコメディタッチのドラマで、昭和の時代を懐かしむことにしましょう。

  • みかん🍊 さん

    少年探偵団シリーズの4弾目、明智探偵の出張中に起こる緑の怪人緑魔帝王の挑戦状、怪人二十面相との戦い、小林少年の反応が余りにもおバカぽくって、偽物の小林少年なのか?と疑ってしまう程でした、変装も笑えます、あまり恐怖ではない今作でしたが、最後の二人の事情にはそうだったのかと同情の余地もありました。

  • ばりぼー さん

    まるで落語か掛け合い漫才かのような語りの面白さで一気に読ませますが、あまりにも小林少年をいじりすぎなので、きっと怒る方もいらっしゃるでしょうね。かつて観音像に変装した小林少年が、今度は仁王像はどうか?ずっとこの顔をし続けるのもくたびれるしなあって、おいおい(笑)。百科事典にまで変装(?!)した過去があるので、もう何でもありです。緑魔帝王の「大東京緑化計画」だなんて、むしろ遠慮なくどんどん進めちゃって下さい(笑)。終盤の緑魔くんと二十面相と探偵団が入り乱れる場面などは吉本新喜劇のノリで悶絶しました。

  • starbro さん

    江戸川乱歩生誕120年記念オマージュ第4弾。これで打ち止めかな?「緑衣の鬼」の少年探偵版かと思いきや、少年探偵団シリーズのパロディorユーモアミステリでした。これはこれで良いですが、二代目江戸川乱歩の正統派少年探偵団シリーズを読みたい気もします。筆力のある新進作家が二代目を襲名してくれないでしょうか?

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

芦原すなお

1949年、香川県生まれ。早稲田大学文学部卒業。同大学院博士課程中退。1990年、『青春デンデケデケデケ』で第二七回文藝賞、91年、同作品で第一〇五回直木賞受賞。著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

芦原すなおに関連するトピックス

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品