もうすぐ絶滅するという煙草について

芥川龍之介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784908059872
ISBN 10 : 490805987X
フォーマット
出版社
発行年月
2018年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
228p;19

内容詳細

作家と煙草、ユーモアとペーソス溢れる42篇!

目次 : 紙巻の煙の垂るる夜長かな(芥川龍之介)/ 1(人生は煙とともに(開高健)/ 喫煙者の受難(中島らも)/ 喫煙の起源について。(内田樹) ほか)/ 2(煙草の害について(谷川俊太郎)/ 嫌煙(なぎら健壱)/ けむたい話(山田風太郎) ほか)/ 3(タバコをやめる方法(安部公房)/ 禁煙の快楽(島田雅彦)/ 非喫煙ビギナーの弁(東海林さだお) ほか)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kinkin さん

    42名の作家によるタバコについてのエッセイ集。たばこ・・止めてから今年で16年目になる。ひどい肺炎で入院して禁煙が始まっていまも続いている次第。長らくたばこを吸っていた者はたばこを止めても禁煙中といったほうがいいのかも。毎日セブンスターを2箱吸っていた。でもいまだにタバコを吸う夢はたまに見る。たばこの味もする。だからこの本に書かれていることはよくわかるんだ。今は喫煙派、禁煙派どちらでもない。吸いたい人はどこかで思い切り吸ってもらいたいな。

  • らぱん さん

    少し前に、ジブリアニメ「風立ちぬ」で夫婦のお互いの愛情が示されるシーンで煙草がでてくることの批判があった。なんだよそれ。42編のエッセイは、時代もまちまちな上に玉石混交だが、非喫煙者である池田晶子が権利主張の違和感から「健康に生きるために健康に生きる、その健康な人生は何のためのものですか」との問いが印象に残った。筒井康隆は喫煙者差別を許すなとアジって、非喫煙者の文章はダメだとの暴論に笑った。谷川俊太郎は「非衛生的な人類というやつがいとしい」と言い、内田百閧ヘ70年の煙歴から上手の作法を披露する。↓

  • oldman獺祭魚翁 さん

    愛煙家の愛煙家による愛煙家のためのエッセイ集。古今の文士・物書きの喫煙に関するエッセイが集められている。絶滅危惧種としてのパイプ党としては見逃せず、図書館の新刊書棚で見つけて即借りてしまった。喫煙者にとって世間はどんどん住み辛くなってきている。恵まれない愛煙家に愛の手を(-.-)y-゜゜゜

  • おかむら さん

    タバコにかんするエッセイのアンソロジー。 いまや立派なマイノリティー、ますます加速度的に肩身の狭くなってる喫煙者なので読んでみました。筒井康隆や倉本聰のエッセイに密かに溜飲を下げた! タバコさー、もうこれから二十歳になる人は吸えないように法律で禁止すれば約100年後には誰も吸わなくなってるから皆んな健康になるんでないのか? なぜそうしないのか国…。そして値上げすんだったら屋外の喫煙所には屋根くらいつけてくれまいか。雨の日はツライので。

  • くさてる さん

    煙草、喫煙に関するアンソロジー。これって煙草を嫌悪する立場からの文章も入れたら面白かったんじゃないでしょうか。私は喫煙者ではないけれど、家族友人は喫煙者が多いし、一緒にいるときに吸われても何とも思わない人間です。しかしこのアンソロジーは(昔の文人の余裕ある文章はともかくとして)追いつめられた喫煙者からのなかばヤケのような言葉が同じように繰り返されていて、ちょっと玉石混合気味でした。傑作なのは筒井康隆。煙草の持つ効用が自然な形で伝わってくるのは中井久夫。美味しそうに煙草を服むなあと思ったのは内田百閧ナした。

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人物・団体紹介

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芥川龍之介

1892年東京生まれ。東大在学中に豊島与志雄や菊池寛らと第三次「新思潮」を発刊。1916年に発表した「鼻」が夏目漱石に激賞され、続く「芋粥」「手巾」も好評を博す。後年は厭世的人生観に拠った作品を手がけ、また小説の「筋」をめぐり谷崎潤一郎との文学論争に至った。1927年「ぼんやりした不安」から睡眠薬自

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