氷菓 角川文庫

米澤穂信

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784044271015
ISBN 10 : 4044271011
フォーマット
出版社
発行年月
2001年10月
日本
追加情報
:
15cm,217p

内容詳細

第五回角川学園小説大賞ヤングミステリー&ホラー部門奨励賞受賞作!

何事にも積極的に関わらない奉太郎が、姉の命令で入部させられた古典部で、部員の少女の叔父が関わった三十三年前に起きた事件の真相に迫る。省エネ少年と好奇心少女が繰り広げる青春ミステリー。

【著者紹介】
米沢穂信 : 1978年、岐阜の鉱山街に生まれる。金沢大学文学部卒業。2001年、角川学園小説大賞ヤングミステリー&ホラー部門奨励賞を本作で受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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 著者のデビュー作である。万能感の喪失の...

投稿日:2013/05/10 (金)

 著者のデビュー作である。万能感の喪失の描写という著者の持ち味が冴え渡っているとは言いがたいものの、その萌芽は一応見て取ることができる。そんなに長いわけでもないし、さくっと読める一冊である。

emanon さん | 不明 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • へくとぱすかる さん

    登録のために再読。アニメを見てコミックも読んだので、もう原作を読んでも、あの絵のイメージしか出ない。初読のとき、どんなイメージを浮かべていたのか、今となってはもうわからない。さて、この作品は文章がラノベ的でなく、ふつうの小説であることが、かえって新鮮だ。それが、初版のスニーカー文庫から、角川文庫に入った理由なのかもしれない。ところで未だに理解に苦しむのは、なぜ、この最初の物語において、千反田は折木に謎解きを迫ったのかという点。折木に好意を持っていたから、では説明できそうにない。だから「私、気になります!」

  • Tetchy さん

    個性豊かな登場人物に古典部と云う一風変わった部に所属する面々が出くわす日常の謎を解き明かす、読んで楽しい学園生活を追体験できるラノベだが、素晴らしいのは理想の本格ミステリとなっていることだ。小さな謎の真相の数々がメインの謎の手掛かりとなり、さらにはそれ以外にも散りばめられたエピソードや登場人物たちもサブの謎とメインの謎の鍵となり、さながら物語全ての事柄が螺旋状に連なって高みにある一つの真相に寄与していくような感を覚える。本書にはまだ明らかにされていない伏線も多々あり、今後のシリーズが非常に愉しみだ。

  • HIRO1970 さん

    ⭐️⭐️⭐️⭐️米澤さんはまだ2冊目。古典部シリーズの最初のお話だそうです。お手軽な感じの推理物でした。ペーパーバック的な通勤電車にピッタリなライトノベルです。機会があれば続きを読んでみます。

  • チェシャ猫 さん

    重くない推理モノという感じ?学生闘争って 高校でもあったのかな。大学では激しかったみたいだけど。気になった点は 叔父さんの氷菓に込めた気持ちだけど、古典部の冊子タイトルにするくらいなのに 何も言わずに学校を去るなんてあるんだろうか・・・。 お姉さんの黒幕感が半端ないね。

  • 不自他 さん

    アニメ、コミカライズが素晴らしかったので読んでみた。当たり前ですが、調査内容・推理条件などを文字で確認出来るので分かりやすかった。うろ覚えだったことも再確認。改めて物語として面白いと感じた。アニメ化・漫画化されるのも頷ける。今年、実写映画版が公開されるようですが、どうアレンジされるのか気になります。あとがきに『六割くらいは純然たる創作ですが、残りは史実』と書かれてますが、未だ分からん。

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