死にたがりたちのチキンレース 宝島社文庫

篠原昌裕

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784800231239
ISBN 10 : 480023123X
フォーマット
出版社
発行年月
2014年09月
日本
追加情報
:
280p;16

内容詳細

平成が終わって十年が過ぎようとしていた頃。自殺者が五万人に迫る自殺大国・日本を変えるため、大胆な法律―自殺管理法が施行された。自殺は犯罪とされ、死にたい人間は、国主催の自殺者選別大会で勝ち残った者に与えられる国定自死権利を獲得しなければならない。阿木拓朗は面接を通過して、本選に進もうとしていた。なんとしても死にたいと思い悩む阿木は優勝し、無事自殺できるのか?『このミス』大賞シリーズ。

【著者紹介】
篠原昌裕 : 神奈川県横須賀市生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒。第10回『このミステリーがすごい!』大賞の隠し玉作品『保健室の先生は迷探偵!?』(宝島社文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • あも さん

    よっしゃ!好きにしなはれ!!と言いたくなる程、タイトル通りの一冊。与謝野晶子でも「君、死にたまへ」って言うレベル。架空の近未来の日本。自殺大国と呼ばれる悪名を払拭するため、制定された"自殺管理法"により、自殺は犯罪とされ、自殺したものは遺族に大きな迷惑をかけることに。でも、どうしても死にたい人っているよね?そんな絶望した君たちに自殺する権利を与えよう…国主催の自殺者選別大会で優勝した君は死んでOK!自殺志願者がずらりと並んで面接を受けたりするシーンはもはやシュール。細部まで目の行き届いてない辺りが残念賞。

  • うまる さん

    ディストピアもの。自殺が犯罪となった為、死にたい人は自死者選別大会で権利を獲得しなければならないという、死ぬためのサバイバルゲーム。不謹慎な話ながら、政治を絡めたり、『このミス』らしく謎があったり、色々盛り込まれていて普通に楽しめました。ただ、設定がとても面白いと思ったので、後につながらない一回きりの話になってしまって、もったいないなと思いました。心理戦・頭脳戦を期待していたので、体力を使う課題ばかりだったのはちょっと残念でした。

  • coco夏ko10角 さん

    設定に惹かれて手にしたけどあまり面白くなかった。ちょっと期待しすぎてしまったかも。

  • BUBI さん

    読書メーターやネットで紹介されていたわけでもない図書館でたまたま見つけた本ですが、面白かった! 勝手に死ぬのは法律違反とされ、自殺は許されずペナルティが課せられる時代。作品中で死法三法と呼ばれる、死を管理する法律には感心します。自殺者選別大会もよくできている。ただ、主人公の「死にたい理由」は最後まで理解出なかったな。不思議な男「坂東」のことも。この二人が気になりすぎて叙述トリックのインパクトはあまり響いてこず、自殺者選別大会後の謎解きは私には蛇足に感じられました。自殺者選別大会の経過だけで十分楽しめます。

  • ゆんこ姐さん@文豪かぶれなう さん

    なんとなくタイトルが気になって買ってしまった。自殺禁止法が制定された日本で、唯一自殺する権利を得るために行われる大会を書いたもの。様々な課題に取り組みながらどんどんドロップアウトしていく参加者の中、主人公はなんとか勝ち残って行くが…。 まぁ面白くも、つまらなさ過ぎもなく読了したが、将来こんな法律ができたら大変だなあとか内容と関係ないところで思ったりした。タイトルからどんなハチャメチャなことがあるのかと期待したが、盛り上がりも盛り下がりも特になく、眈々としていた感じ。特にオススメもしない作品。

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篠原昌裕

神奈川県横須賀市生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒。第10回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉として『保健室の先生は迷探偵!?』(宝島社文庫)で2012年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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