契約責任の多元的制御

笠井修

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784326403462
ISBN 10 : 4326403462
フォーマット
出版社
発行年月
2017年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
笠井修 ,  
追加情報
:
288p;22

内容詳細

多元主義の立場から契約責任の基本論点に挑戦。アメリカ契約法との比較を手掛かりに、契約法理論の新しい発展の可能性を展望。

目次 : 第1章 契約法学における多元主義的理論の発展(契約法理論の還元主義的傾向とその克服/ アメリカ契約法学の動向/ 多元主義的方法と伝統的論点における新しい発展)/ 第2章 契約責任の帰責と過失の再評価(帰責事由論と制御要素/ 契約責任の多元的な帰責原理―アメリカ契約法におけるpacta sunt servandaと過失/ 倫理的評価に支えられた契約責任)/ 第3章 損害賠償法における予見可能性の基礎付け(賠償されるべき損害の範囲と「予見可能性」―そこに働く諸法理の可能性/ 予見可能性法理の理解の可能性―アメリカ契約法学における多彩なアプローチ/ 民法416条の「予見可能性」の多元的正当化)/ 第4章 損害賠償額算定の理論と規範(契約責任と賠償されるべき損害額の算定/ アメリカ契約法における賠償されるべき損害の金銭的評価/ 損害賠償額算定と実体法規範)/ 第5章 契約責任の新しい制御(アメリカ法の比較法的な検討成果/ 契約責任の帰責と過失/ 賠償されるべき損害の範囲の多元的正当化/ 損害賠償額の算定に関する実体法規範のあり方)

【著者紹介】
笠井修 : 1957年長野県に生まれる。1979年中央大学法学部卒業。中央大学法科大学院教授。博士(法学)(一橋大学)。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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