基本情報
内容詳細
目次 : 第1部 我が国における高水分バイオマスの液肥利用と社会技術(バイオマス液肥の普及と現状/ 高水分バイオマスの資源リサイクルの重要性と液肥化処理における微生物学的側面/ 液肥利用における環境・エネルギーの問題/ 九州地域の液肥利用/ 好気高温発酵による液肥製造のLCAと経済性分析―築上町の事例/ 液肥利用の社会的合意形成と循環教育)/ 第2部 中国における高水分バイオマスの液肥利用(中国における養豚業の展開と廃棄物問題/ 日中連携による畜産由来温室効果ガス削減の取組み/ 耕畜連携と環境教育による有機性廃棄物の循環利用―江蘇省金壇市におけるJICAプロジェクト報告/ 養豚液肥を活用した農業生産の取組み/ 耕種農家の環境意識と液肥利用条件/ 地理情報システム(GIS)を利用した液肥利用が農村・流域環境に与える影響評価/ 液肥供給の経済性とコベネフィット/ メタン発酵施設の設置がもたらす温室効果ガス排出削減効果―家畜ふん尿を対象にしたAMS‐III.D.ver18による環境評価/ 液肥利用に向けた環境教育と意識変化)/ 第3部 欧州における高水分バイオマスの循環利用(オランダにおける家畜ふん尿政策と家畜ふん尿の利用/ フランスにおける富栄養化の問題と有機性廃棄物の処理システム/ 英国における下水汚泥の資源化と意識改革―バイオソリッドと嫌気発酵戦略を事例に)
【著者紹介】
矢部光保 : 九州大学大学院農学研究院教授。食料・環境・エネルギーの相互関連を考慮した農業・農村政策を中心に、生物多様性、バイオマス、アメニティの経済評価などの研究を行っている。ロンドン大学客員研究員、農林水産省農林水産政策研究所室長など経て現職。博士(農学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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人物・団体紹介
矢部光保
九州大学大学院農学研究院教授、京都大学農学部卒、博士(農学)。農林水産省農林水産政策研究所・環境評価研究室長、英国ロンドン大学主席客員研究員などを経て、現職。専門は農業経済学、環境経済学。農業の持つ外部経済効果や有機性資源の地域循環を中心に研究を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載さ
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