C型肝炎治療 DAAsで広がる治療対象

国家公務員共済組合連合会 虎の門病院 分院長　熊田博光　編
広島大学病院　病院長　茶山一彰　編
北海道厚生農業共同組合連合会 札幌厚生病院 院長　豊田成司　編

● 急速に進歩するC型肝炎の抗ウイルス治療。インターフェロン・フリー時代が到来！
● DAAs（direct acting antivirals）の登場は，既存療法を積極的に進めにくかった難治・高齢持続感染患者までも治療対象に！
● 最新ガイドラインが相次ぎ公表。DAAsのポジショニング，従来薬との併用療法にも目配りの利いた構成！

主な内容
第１章　C型肝炎の病態・診断
　１．HCVの疫学
　２．HCVのウイルス学的特徴
　３．HCVの診断
　４．HCVの経過と予後

第２章　C型肝炎の治療
　１．C型肝炎治療ガイドライン
　（１）C型慢性肝炎治療ガイドライン（厚労省研究会編）の概説
　（２）C型肝炎治療ガイドライン（日本肝臓学会編）の概説
　２．ペグインターフェロン/リバビリン併用療法
　３．DAAs併用療法（IFN based regimen）
　４．DAAsによるIFNフリー療法（IFN free regimen）
　５．高齢C型肝炎症例への治療の取り組み

第３章　抗ウイルス療法の副作用とその対策

熊田博光

１９４７年生まれ。７２年、岐阜大学医学部卒業。同年より虎の門病院病理部にて病理学の研究に携わる。７７年、同院消化器科へ。８０年、厚生省難治性肝炎治療班の研究員に就任。８６年、虎の門病院消化器科医長、８９年同部長に就任、現在に至る。日本肝臓学会、日本消化器病学会の評議員および指導医ほか役職を歴任。ウイ

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