銀の街から

沢木耕太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022511324
ISBN 10 : 402251132X
フォーマット
出版社
発行年月
2015年02月
日本
追加情報
:
373p;20

内容詳細

朝日新聞紙上で長年続く名物映画エッセイ連載が、『銀の街から』『銀の森へ』の2冊として待望の単行本化!
邦画洋画を問わず、世界各国の多様な映画を1本ずつ取り上げ、作品の主題や社会背景、監督の作意、役者の妙について、著者ならではの人生観や深い思索を交えて語る。

◇本書『銀の街から』:連載2007年4月〜2014年9月の90篇を収載(15年3月刊予定『銀の森へ』:連載1999年10月〜2007年3月の90篇を収載)

<本書で取り上げる映画>(予定)
ツォツィ/バベル/キサラギ/ボルベール〈帰郷〉/天然コケッコー/キャンディ/この道は母へとつづく/ボーン・アルティメイタム/迷子の警察音楽隊/ぜんぶ、フィデルのせい/トゥヤーの結婚/ノーカントリー/今夜、列車は走る/幻影師アイゼンハイム/イースタン・プロミス/純喫茶磯辺/スカイ・クロラ/イントゥ・ザ・ワイルド/初恋の想い出/BOY A/ラースと、その彼女/そして、私たちは愛に帰る/エレジー/チェンジリング/スラムドッグ$ミリオネア/チェイサー/レスラー/扉をたたく人/女の子ものがたり/私の中のあなた/パイレーツ・ロック/千年の祈り/カールじいさんの空飛ぶ家/ずっとあなたを愛してる/フローズン・リバー/ハート・ロッカー/オーケストラ!/パーマネント野ばら/ボローニャの夕暮れ/ザ・ロード/瞳の奥の秘密/彼女が消えた浜辺/冬の小鳥/リトル・ランボーズ/モンガに散る/愛する人/サラエボ、希望の街角/トゥルー・グリット/わたしを離さないで/ブラック・スワン/BIUTIFUL/モールス/ペーパーバード/極道めし/猿の惑星:創世記/ウィンターズ・ボーン/サラの鍵/アニマル・キングダム/ポエトリー/シェイム/別離/キリマンジャロの雪/少年は残酷な弓を射る/おおかみこどもの雨と雪/デンジャラス・ラン/そして友よ、静かに死ね/桃さんのしあわせ/カミハテ商店/愛について、ある土曜日の面会室/ライフ・オブ・パイ/フライト/恋する輪廻/天使の分け前/きっと、うまくいく/もうひとつの世界/クロワッサンで朝食を/エンド・オブ・ウォッチ/風立ちぬ/コールド・ウォー/ゼロ・グラビティ/鑑定士と顔のない依頼人/メイジーの瞳/ネブラスカ/あなたを抱きしめる日まで/ある過去の行方/ターニング・タイド/太秦ライムライト/めぐり逢わせのお弁当/思い出のマーニー/サスペクト

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO さん

    沢木さんが朝日新聞に連載されていた映画批評の後半の部分で、2007年~2014年までのものが収められています。「銀の森から」の方が後のような感じもするのですが。やはりこの作品群を読んでみると、比較的大衆受けするものではないものが多いように感じられます。ただ単に面白いということではなく何か問題提起や考えさせるといったようなものが多くあります。その映画の時代の大衆の考え方なども示されているように感じました。

  • それいゆ さん

    紹介されている90本の映画のうち、鑑賞済みは32本でした。印象に残っているのは、「この道は母へと続く」「トウヤーの結婚」「幻影師アイゼンハイム」「チェンジリング」「スラムドッグ$ミリオネア」「オーケストラ」「瞳の奥の秘密」「冬の小鳥」「サラの鍵」「別離」「おおかみこどもの雨と雪」「きっと、うまくいく」「鑑定士と顔のない依頼人」「あなたを抱きしめる日まで」「太秦ライムライト」です。どれも衝撃的な作品ばかりです。

  • コットン さん

    著者のあとがき:私の友人たちを含めた多くの読者に、「その作品を見てみたい」と思わせるものにする。…と書かれているように映画の好きな沢木さんの作品紹介はいろいろな映画をもっと見てもらいたいという熱意が文脈に表れていて、その文章が一つ一つの作品のように読者に伝わり、よくあるような一般の映画紹介だけに終わらないで映画の世界に入り込むような求心力に満ちた気持ちにさせてくれます。

  • fwhd8325 さん

    久しぶりに沢木さんのエッセイを読みました。久しぶりと言っても、ずっと本棚にしまっておいたので、申し訳ない気持ちもあります。映画が好きで、これでもかと見ていた時期もありますが、見ていない批評というのは、よほどでないと面白くない。これだけ見ていないばかりにもかかわらず、本当に楽しく、面白く読みました。映画の批評ではなく、エッセイとして、すてきな世界に浸れました。やっぱりこの人の文章はすてきだと思います。この沢木さんが尊敬していたのが吉村昭さんだったことも思い出しました。

  • 踊る猫 さん

    再読。やはり読ませる。シネフィルが陥りがちな概念の多用や言葉遊びに淫しておらず、自分の言葉で率直に映画を語る姿勢は不器用にして愚直そのもの。まるで高倉健のようだ。だから読んでいて不思議とムカつかない。映画的無知を謙遜しているが、原作のある作品はきちんとチェックしてあるし過去の作品にも触れてリサーチが行き届いている。プロの仕事、というやつだろう。今回も読んで勉強になることが多かった。だが、この映画評集を読んで映画を観たくなったかというと難しい。スクリーンに誘うというより、沢木の世界に誘うエッセイ集という感じ

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人物・団体紹介

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沢木耕太郎

1947年、東京生れ。横浜国大卒業。『若き実力者たち』でルポライターとしてデビューし、’79年『テロルの決算』で大宅壮一ノンフィクション賞、’82年『一瞬の夏』で新田次郎文学賞、’85年『バーボン・ストリート』で講談社エッセイ賞を受賞。’86年から刊行が始まった『深夜特急』三部作では、’93年、JT

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  • 作成者:さん