夢みるレシピ ゲストハウスわすれな荘 ハルキ文庫

有間カオル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784758438629
ISBN 10 : 4758438625
フォーマット
出版社
発行年月
2014年12月
日本
追加情報
:
266p;16

内容詳細

ここは東京の下町、山谷と呼ばれるかつてのドヤ街。日雇い労働者が姿を消し、いま安宿を求めて訪れるのは、外国人旅行客と留学生たち。家族とはうまくいかないし恋も不調、自分を抑えて生きてきた。そんな千花が故郷を飛びだし辿り着いたのは、マイペースなオーナーと、しっかり者の翔太が経営するゲストハウス「わすれな荘」。個性豊かな住人たちとの賑やかな日常に、千花の心もほぐれていく。でもみんな、それぞれに事情を抱えているようで…。とびきり温かで美味しい、ひと冬の物語。オリジナルレシピ付き。

【著者紹介】
有間カオル : 東京都出身。法政大学文学部哲学科卒。2009年『太陽のあくび』でメディアワークス文庫賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しんごろ さん

    千花のネガティブさには、イライラする人もいるかもしれませんが、ゲストハウスの住人達のおかげで、徐々にポジティブになっていく千花を応援したくなりました(^^)ゲストハウスのオーナーを含め、住人達は仲間というより家族のようで、自分もわすれな荘に滞在して、一緒にご飯を食べて、オーナーと酒を一緒に飲みたいですね(^-^)心が弱った時に、ビッグマムの言葉は千花だけでなく、読んでる自分にも心にしみました(^^)出てくる料理はレシピ付き!実際に料理して食べたいですね(o^^o)

  • はつばあば さん

    東京の山谷、大阪の釜ヶ崎は名の知れたドヤ街。 ドヤとは安宿の事で近年はバックパッカーの宿泊地としてうけているようだ。秋田から来た引っ込み思案の娘が、山谷で今流行りのゲストハウスに住むようになった。海外から来てる留学生達と一緒に鍋をつつく・・それぞれの想いを胸に秘めて。主人公の千花の引っ込み思案は自信の無さの現れ。親として気を付けたいと思うが既に娘はアラフォー。千花のように料理や着付けしっかり教えておくべきだったなぁと今更ながら後悔。?おかんより料理の腕は上やでと云われるか。若い方の本と云うより娘を持つ方に

  • ぶんこ さん

    親に追い出されるようにして東京に出てきた秋田娘千花。よりによって山谷に若い娘一人で現れるとは、読み始めからハラハラさせてくれました。その後も真夜中に公園にスディールを探しに行ってしまうところなんて、危なっかしくてみていられません。そんな千花でも、忘れな荘にめぐりあって本当に良かったです。近くにいたら、心配しつつも何かと世話をしちゃいそうな私ですが、物語の主人公としては苦手なタイプで、ビッグマムのような包容力はないなぁ。苦手と言いつつも、イラストの仕事が上手くいきますように、続編に期待します。

  • とも さん

    新刊を買おうとしたらシリーズものだったのでこっちから。家族とうまくいかず秋田から東京へ出てきたものの頼りにしていた恋人から拒絶されて途方にくれる女性のお話。主人公の千花は応援したくなるのだけどどこかちぐはぐな印象。高校出たばっかりとかだとしっくりきたのかも…。すごくネガティブだけど行動力やチャレンジする勇気は見習いたいです。外国人たちと暮らしてるのでご当地料理がピンとこないのもあったけど美味しそうです。みんなでわいわい食べるってだけで美味しいんだろうな〜。そのうち続刊へ。

  • すい さん

    遠距離恋愛中の彼を頼りに単身秋田から上京した千花を待っていたのは彼の裏切り。傷心のまま辿り着いたゲストハウスわすれな草で始まる千花の新たな生活を縦軸に、様々な国からやってきたわすれな草の住民達との交流と千花の成長を横軸に描かれる、ほのぼのとしたストーリーが堪らない。国を離れ一人日本で働きながら勉学に励む彼らの内なる悩みは意外と深く、どれだけ温かい思いやりに触れても癒されることはないのかもしれない。それでも、たまに爆発しながら頑張り続ける彼らにささやかながらもエールを送りたい気持ちで一杯になった。コメ欄へ

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有間カオル

『太陽のあくび』で第16回電撃大賞メディアワークス文庫賞を受賞しデビュー

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