虹の歯ブラシ 上木らいち発散 講談社ノベルス

早坂吝

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062990417
ISBN 10 : 4062990415
フォーマット
出版社
発行年月
2015年02月
日本
追加情報
:
221p;18

内容詳細

上木らいちは様々な客と援交している高校生で、名探偵でもある。殺人現場に残された12枚の遺体のカラーコピー、密室内で腕を切断され殺された教祖、隣人のストーカーによる盲点をつく手口―数々の難事件を自由奔放に解決するらいち。その驚くべき秘密が明かされる時、本格ミステリはまた新たな扉を開く!さらに過激で、さらに斬新な傑作誕生!!「奇才」による待望のメフィスト賞受賞第1作!

【著者紹介】
早坂吝 : 1988年、大阪府生まれ。京都大学文学部卒業。2014年に『○○○○○○○○殺人事件』で第50回メフィスト賞を受賞し、デビュー。同作で「ミステリが読みたい!2015年版」(早川書房)新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • おしゃべりメガネ さん

    前作で受けたインパクトがあまりにも強烈だったので、本作もやっぱり読んでしまいました。今作は前作ほど、エロ路線?ではなく、各章ごと色をテーマにした連作集となっており、とてもテンポが良く、読みやすかったです。章によっては正直謎解きトリックのネタや展開に若干、無理っぽさや強引具合はあるように感じますが、不思議とそういった部分もひっくるめて、ついつい読み込んでしまう、独特な魅力ある作風です。作品全体を通して、とにかく作者さんの発想には、本当に驚かされ、いい、悪いは抜きにして、あらゆる仕掛けで楽しませてくれました。

  • ダイ@2019.11.2〜一時休止 さん

    デビュー作に続くエロ有りミステリー。本格的でいいのだが橙と赤でやや混乱気味。

  • へくとぱすかる さん

    並の名探偵ではない。天才だとしか言いようがない。しかも上木らいちはスーパーウーマンである。最初の「紫」は一番常識的世界の謎であるが、これだけでも見事! 話はどんどん非常識化していくが、論理の冴えはかえって強まる。ラストの「赤」は、思わず「へぇ?」と言いたくなる筋書きだが、いやぁ、作者もやってくれますね。最近読んだミステリの中でも本書の鮮やかさはトップでした。

  • だんじろー さん

    苦笑いをおさえきれず読了。これは感想を語るのが難しいなあ。デビュー作が“奇作”だった(←誉めてる)ので、今回もぶっ飛んだ作品を期待したんだけれど…。確かにある意味ぶっ飛んでる。でも、飛んでる方向が違うんだよなあ。じゃあ嫌いなのか?と訊かれれば、どちらかと言うと好みな分野だし。なんだかんだ言っても、次も結局読んじゃうんだよねえ、きっと。

  • barabara さん

    待ってました!何気に楽しみでたまらなかったらいちにまた会えて嬉しい。前回は一点集中でエロワールドに落とされ衝撃はすごいものがあったが、今回は全てがエロく、それでいてしっかりミステリーとして体裁も整っていて読み応えあり。最後らへんは私には理解不能だったがまぁそれもよしとしよう。スーパー女子高生らいちはまだまだ謎めいて、次作も期待度十分。完

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人物・団体紹介

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早坂吝

1988(昭和63)年、大阪府生れ。京都大学文学部卒業。京都大学推理小説研究会出身。2014(平成26)年に『○○○○○○○○殺人事件』でメフィスト賞を受賞し、デビュー。同作で「ミステリが読みたい!」新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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