「再び、戦闘態勢!?」そんな感じがしました。色々な実験を繰り返してきた一郎さんが本来の場所とも言えるところに戻って勝負をかけた一枚だと感じたのですが…これ以降のアルバムが出ないことに当時…若かりし頃、かなりがっかりしたのを思い出しました。あれから20年以上経過して聞きましたが、やはり、「再び、戦闘態勢」という言葉が浮かびます…今からでも遅くないというか、今だからあなたの新作が聞きたい、バンドでもソロでも、インストでも良いので「7番」を聞かせて…このアルバムも威勢と生きが良いので星は5つ!!ここで止まるとは思っていなかったのですが…再開を強く望みます。

トニカク、衝撃的です。タイトル、ジャケットからキャッチコピーそして1曲目…何から何まで「衝撃的」です。彼のアルバムはレコードですべてそろえていましたが、CDでは持っていなかったので今回の再発はなんとも嬉しいものです。年をとる、時間が経つのもそんなに悪くはないと感じさせてもらいました。20代の頃に戻れました。ある意味、このアルバムはファーストを超えているとも言えるものです。スピード感、新鮮さ、斬新さを包含したものと言えるものです。お勧めです。このジャケット…なんとも日本的なものを感じながらも跳びぬけている。アバンギャルドと言ってよいものだと思いました。物凄く、これからの可能性を感じさせてくれた1枚です。

久しぶりに聴いて涙が出ました。当時はスペクトラムと比べて糞だと思ってたのに、この感動は何なんでしょう。これをCD化したスタッフは本当にエラい！