ヒッキー・カンクーントルネード

岩井秀人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309023045
ISBN 10 : 4309023045
フォーマット
出版社
発行年月
2014年07月
日本
追加情報
:
172p;20

内容詳細

プロレスラーに憧れているひきこもりの登美男は、妹だけが唯一の理解者。ある日。登美男の将来を案じた母が、ひきこもりを治す“出張お兄さん”なるカウンセラーの青年を家に連れてくるのだが…。果たして、登美男は外に出ることができるのか?そして、なぜ人は外に出たほうがいいのか?

【著者紹介】
岩井秀人 : 1974年、東京都生まれ。劇団ハイバイ主宰。脚本・演出・俳優として数多くの舞台作品に携わる傍ら、テレビや映画など映像の分野でも活躍中。2012年、初の本格的なテレビドラマ脚本「生むと生まれるそれからのこと」で、第三〇回向田邦子賞受賞、翌年、劇団公演「ある女」にて、初ノミネートながら第五七回岸田國士戯曲賞受賞。『ヒッキー・カンクーントルネード』が初の小説となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • keith さん

    プロレス好きのひきこもり男の登美男。母がひきこもりを治す出張お兄さんを家に連れてくるところから始まる騒動。コメディかなと思いましたが、そういう訳でもなく、なんかビミョーな読後感だけが残りました。

  • こうちゃ さん

    プロレスラーに憧れている、ひきこもり歴10年の登美男。彼の唯一の理解者は高校生の妹。ある日、登美男の将来を案じた母が、ひきこもりを治すカウンセラーの”出張お兄さん”を家に連れてくるのだが、彼の正体は・・。果たして、登美男は外に出ることができるのか?自身もひきこもり経験を持ち、劇作家、演出家、俳優である岩井氏の初の小説。私は西加奈子さんの作品と相性が良くない→この本は西加奈子さんの推薦本→西加奈子さんの作風に似ている気がするこの本とも相性が良くないという三段論法が成立。

  • 法水 さん

    ハイバイの主宰・岩井秀人さんによる初の小説作品。旗揚げ公演以来、幾度となく再演している同名戯曲が基になっていて、プロレスラーを夢見ながらも10年間、引きこもっている登美男が主人公。岩井さん自身にも引きこもりの経験があるのだけど、電車の中での登美男の描写なんかはもう居たたまれなくなってくる。妹の存在に救われる部分が多々あり、きっとこの妹がいれば大丈夫という気がする。母親はどうしても小熊ヒデジさんを思い浮かべながら読んでしまうなぁ。

  • Ted Win さん

    そこいらじゅうに存在している家族という名の泥沼、自我という地獄を詳細に記載するとこうなるっていう笑えないのに可笑しい話でした。圭一と黒木さんみたいなキャラクター投入で物語をグイッとドライブさせる手腕はさすが。最後は読者に投げるのもいい。

  • へへろ〜本舗 さん

    残念ながら共感を持てる登場人物が一人もいなかった。もうちょっと明るくてスッキリする終わり方の話だと思って読み始めたのが、敗因。

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人物・団体紹介

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岩井秀人

1974年6月25日、小金井市生まれの作家・演出家・俳優。16歳から20歳までを引きこもりとして過ごす。2003年、劇団ハイバイを結成。作品は英・韓・仏・米でも翻訳・上演された。2011年にNHK‐BSドラマ『生むと生まれるそれからのこと』脚本で向田邦子賞を受賞。2012年に『ある女』で岸田國士戯曲

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