肩書き捨てたら地獄だった 挫折した元官僚が教える「頼れない」時代の働き方 中公新書ラクレ

宇佐美典也

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784121505132
ISBN 10 : 4121505131
フォーマット
出版社
発行年月
2014年12月
日本
追加情報
:
205p;18

内容詳細

通帳の残金、二万円。
東大卒、元キャリア官僚の自信に満ち溢れたエリートが、自由に憧れ、
肩書きを捨てたら、まったく社会に通用しなかった!
仕事もお金も仲間もない「地獄」で見出した「頼れない」時代の働き方とは?
経産省や都知事選の体験を盛り込み、未来を予言。
生き延びたいなら、こう働くしかない!

<出版社からのコメント>

ブログや書籍『30歳キャリア官僚が最後にどうしても伝えたいこと』
(ダイヤモンド社)を通じ、自身の給与や官僚生活を公開して
脚光を浴びた宇佐美典也。

東大卒のキャリア官僚、いわゆるエリートだったはずの彼は、
なぜ退職後になすすべもなく、仕事もお金も仲間もない地獄へと
転落していったのか?
実はそこには「終身雇用」という幻想にまだ囚われている、
私たち現役世代の哀しい姿が見え隠れしています。

誰も言わないけどまもなくやってくる、国にも会社にも頼れない時代。
その到来を前に、今日からどんな働き方・生き方を選ぶべきなのか?

ドン底からの生還体験、そしてそこから這い上がる過程で出会った、
「力強く生き抜く人々」。彼らから学んだヒントと経産省での経験を
生かし、注目の若手論客が未来の働き方・生き方を提言。
生き延びたいなら、こう働くしかない!

<目次>

はじめに それは肩書きを捨てて味わった、地獄。
第一章 肩書き捨てたら地獄だった
第二章 たどりついた「セルフブランディング」という戦略
第三章 これからの働き方--フリーエージェント論
第四章 なぜ「会社」と「国」に頼れなくなったのか
第五章 そして、その頼れない世界で生き抜く技術
おわりに

著者
宇佐美 典也
1981年、東京都生まれ。東京大学経済学部を経て経済産業省。
企業立地促進政策、農商工連携政策、技術関連法制を担当したのち、
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)にて電機・IT分野の
国家プロジェクトの立案などに携わる。在職中に「三十路の官僚ブログ」で
自身の給料や官僚生活を赤裸々に公開して話題に。退職後、
「30歳キャリア官僚が最後にどうしても伝えたいこと」(ダイヤモンド社)出版。
「世界へ飛び出せ」とあおる空気に、「それより力強く生きる、目の前のおじさん・
おばさんにこそ学べ」と説いた「アンチグローバルマッチョ宣言」などが
ブレイクし、2012年BLOGOS AWARD新人賞を受賞。現在、
株式会社トリリオン・クリエイションの代表取締役を勤めながら、
テレビのコメンテーターなどへと活躍の幅を広げている。

【著者紹介】
宇佐美典也 : 1981年、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業後、経済産業省入省。企業立地促進政策、農商工連携政策、技術関連法制を担当したのち、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)にて電機・IT分野の国家プロジェクトの立案などに携わる。在職中に「三十路の官僚のブログ」で自身の給料や官僚生活を赤裸々に公開して話題に。退職後、『30歳キャリア官僚が最後にどうしても伝えたいこと』(ダイヤモンド社)を出版。2012年BLOGOS AWARD新人賞を受賞。株式会社トリリオン・クリエイションの代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • えちぜんや よーた さん

    会社や団体に勤めていて「あれ?」と思ったときに読む本。そのクエスチョンマークについて真正面から考えている。お金の運用をするときに「卵を1つのかごに盛るな」という諺を教えられたが、自分の人生も同じ。産業の寿命に対して、人間の寿命が長くなってしまったからしょーがない。「ドラッカー大先生」も同じようなことをおっしゃってたような気がします。

  • ふ〜@豆板醤 さん

    働き方というより、セルフブランディングの視点を忘れずに、という本。会社組織に頼らず一個人としてどれだけの市場価値を持ちえるか。。若いうちは好きな事に打ち込んでいればOKとあったけど、それだけでなくあるべき姿を常に考えて独自路線を切り開きたい!現時点で学歴や会社の名前を取っ払ったら自分には何が残るだろう‥??何か残すためにはどうすれば‥??と考えさせられた。

  • ビイーン さん

    若い時に自分の能力を過信し転職や独立をして失敗することは近年よくある事ではないか。後から前の会社の方が良かったと気付いても後の祭り。本書は厳しい時代を生き残っていく為に参考となる一例を示す。

  • hatayan さん

    2011年頃、東大卒で経済産業省の若手キャリア官僚が給与明細をブログで公開、職務に見合わない薄給であることが話題になりました。自らの才能をたのんでエリート街道を外れた筆者がたどり着いたのは、学歴や前職の経歴も動員して周りに認知させる「セルフブランディング」という戦略。自分の中のコンプレックスを言葉にすることが有効だったそうです。 終身雇用は戦後日本が偶然生み出したものに過ぎず、組織から個人への流れはごく自然。組織で身につけた専門性を軸に自分には何ができるかを問い続けることが大切と説きます。

  • ひろ☆ さん

    東大卒、経済産業省の元官僚。個の時代を生き抜くためには、肩書と自分自身を混同しないこと。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

宇佐美典也

制度アナリスト。1981年東京都生まれ。東京大学経済学部卒業後、経済産業省に入省し、企業立地促進政策などに携わる。在職中にブログ「三十路の官僚のブログ」で注目を集める。新エネルギー・産業技術総合開発機構で電機・IT分野の国家プロジェクトの立案およびマネジメントを担当したのち2012年に退職。現在は太

プロフィール詳細へ

社会・政治 に関連する商品情報

おすすめの商品