BAR追分 ハルキ文庫

伊吹有喜

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784758439176
ISBN 10 : 4758439176
フォーマット
出版社
発行年月
2015年07月
日本
追加情報
:
210p;16

内容詳細

新宿三丁目交差点近く―かつて新宿追分と呼ばれた街の「ねこみち横丁」の奥に、その店はある。そこは、道が左右に分かれる、まさに追分だ。BAR追分。昼は「バール追分」でコーヒーやカレーなどの定食を、夜は「バー追分」で本格的なカクテルや、ハンバーグサンドなど魅惑的なおつまみを供する。人生の分岐点で、人々が立ち止まる場所。昼は笑顔かかわいらしい女店主が、夜は白髪のバーテンダーがもてなす新店、二つの名前と顔でいよいよオープン!

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しんごろ さん

    ねこみち横丁にあるBAR追分にやってくるお客さんと横丁にあるお店の人達の話!ほっこりするねえ(^^)料理も美味しそう(^^)人の温かさが染みるなかなかの作品!そしてねこみち横丁に行きたくなる!特に地下の湯は魅力的(^o^)なんとなく昭和も感じます(^^;)BGMには河口恭吾の『日々燦々』がいいかな(^^)

  • Yunemo さん

    バーとバールで営業する店、人生の分岐点を示す「追分」という名、それだけで興味津々。でも何故か、昼と夜、もう一つ掴み切れないままに。所謂、定食という食事、洋酒とカクテルの数々、それに合わせたおつまみ、これをベースに、また絡ませて常連客も、お初の客も、それぞれに気持ちの動きが表現されます、のどの渇きも心の渇きも。酒の価値は値段じゃなく、飲み手の好みが決めるもの、自分の味覚に合うのが最高に佳い酒、仰る通り。でも、これが見つからずにいまだに飲み歩き。自覚も味覚も、遠い彼方のままで、ここまで生きてきてしまいました。

  • さてさて さん

    慌ただしく時は流れ、私たちはなかなかに立ち止まることも許されない日々を生きています。そんな日常の中に、ふっと心を落ち着ける場を提供してくれるお店『BAR追分』。慌ただしい日常に背中合わせに持つ心の安らぎ、慌ただしいからこそ持つべき心の安らぎを象徴するそのお店。『昼はバールで、夜はバー』、忙しい日常だからこそ訪れてみたくなる『BAR追分』と、そこに集う人々が生命力を取り戻すような様が描かれたこの作品。伊吹さんらしくとても優しく丁寧に描かれる物語の中に美味しそうな食の描写がたまらない魅力を醸し出す作品でした。

  • ミカママ さん

    予想通りの作品だった(としか言いようがない)。そして読み終わったその日の夕飯に、カレーライスを持ってきたわたしは勝ち組だな。

  • 青乃108号 さん

    昼間はバールで夜はバーの【BAR追分】。そこに集う人々の人間喜劇。プロローグと第1話まで、とそれ以降で若干雰囲気が異なる。前者は雑誌掲載分に加筆修正したもの、後者は書き下ろしとの事。知らずに読んでいても違和感を感じる、その微妙な差。加筆修正しても最初から意図された構成ではなく後づけで話を足しているのが透けて見えて困ってしまう。登場人物や舞台設定自体は良いと思うし本としては楽しかったのだけれど。

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人物・団体紹介

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伊吹有喜

三重県生まれ。中央大学法学部卒。2008年『風待ちのひと』(『夏の終わりのトラヴィアータ』を改題)でポプラ社小説大賞特別賞を受賞しデビュー。主な著書に、全国有志の書店員による「乙女の友大賞」を受賞した『彼方の友へ』、高校生直木賞を受賞した『雲を紡ぐ』などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲

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