極上の孤独 幻冬舎新書

下重暁子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344984936
ISBN 10 : 4344984935
フォーマット
出版社
発行年月
2018年03月
日本
追加情報
:
181p;18

内容詳細

現代では「孤独=悪」だというイメージが強く、たとえば孤独死は「憐れだ」「ああはなりたくない」と一方的に忌み嫌われる。しかし、それは少しおかしくないか。そもそも孤独でいるのは、まわりに自分を合わせるくらいなら一人でいるほうが何倍も愉しく充実しているからで、成熟した人間だけが到達できる境地でもある。「集団の中でほんとうの自分でいることは難しい」「孤独を味わえるのは選ばれし人」「孤独を知らない人に品はない」「素敵な人はみな孤独」等々、一人をこよなく愛する著者が、孤独の効用を語り尽くす。

目次 : 第1章 なぜ私は孤独を好むのか(なぜ誰もが「孤独」を嫌うのか/ サイのように孤高に生きたい ほか)/ 第2章 極上の孤独を味わう(子供時代はいつも一人/ 他人に合わせるくらいなら孤独を選ぶ ほか)/ 第3章 中年からの孤独をどう過ごすか(一人の時間を大切にすると夢がかなう/ 孤独上手は中年から本領を発揮する ほか)/ 第4章 孤独と品性は切り離せない(年をとると品性が顔に出る/ 孤独を知る人は美しい ほか)/ 第5章 孤独の中で自分を知る(絶望したからこそ得られること/ 親の死後の孤独は格別 ほか)

【著者紹介】
下重暁子 : 早稲田大学教育学部国語国文学科卒業後、NHKに入局。女性トップアナウンサーとして活躍後、フリーとなる。民放キャスターを経て、文筆活動に入る。ジャンルはエッセイ、評論、ノンフィクション、小説と多岐にわたる。公益財団法人JKA(旧・日本自転車振興会)会長等を歴任。日本ペンクラブ副会長、日本旅行作家協会会長。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 鉄之助 さん

    「孤独=悪」ではない、というのがこの本の主旨。「孤独の効用を語り尽くす」バックカバーの宣伝文句にも引きつけられた。”極上の孤独”とは、誰にもわずらわされることなく自分と向き合い、自分自身を知ることだという。「好きな本を読み、妄想にふける」こんな生き方は、今の私の理想形。本文中に出てきた『ホームレス歌人のいた冬』を無性に読みたくなった。16世紀のスペイン詩人の言葉。「孤独な鳥はしずかに歌う」も心に沁みる。

  • ねこ さん

    元アナウンサーで文筆家の著者であるにも関わらず読者との対話が余りうまくない印象でした。自転車振興会の会長を6年されていた後遺症かもしれません。私は基本、孤独は好きです。一人旅、散歩、読書。でも、気の合う仲間と談笑したり、みんなでワイワイするのも好き。つまりバランスですね。このバランス比率は人によって心地いい割合が違うと思います。年を取ると品性が顔に出るとありました。また、孤独を刺激する若い友人を作るといいとありました。その通りだと思います。私の心には同意する事は多いのですがハッとする事はありませんでした。

  • ナマアタタカイカタタタキキ さん

    著者は、小学校時代に結核のため二年間も自宅で療養していたそうで、その経験から一人の時間の有意義さを学んだという。前半はそのような時間を殆ど持たない人々に向けてその効用を説いており、後半からは孤独を制した者の具体例を挙げているが、著者に関しては逆に出会いに恵まれたエピソードが多く、どちらかというと、周囲に振り回されないことや、人と人との繋がりの大切さを感じる内容。そもそも著者が認識する孤独の定義自体に疑問を感じるところがあって、真に独りきりで日々思い詰めながら堪えている人々にとって救いとなる一冊かどうかは…

  • けいご さん

    様々な本を読んでいくうちに「人生の魅力と孤独は表裏一体なんじゃないだろうか?」と思い始め手に取った1冊★あなたは周りに合わせるのではなく自分自身の内なる素直な気持ちに沿って生きること出来ていますか?孤独を恐れすぎて自分を失うぐらいならば一人で歩もう。孤独は自分の気持ちにどれだけ耳を傾けるかで最終的に人生をフルコースで味わえるか、味のないガムとして噛み続けるかその意味が変わってくるものかもしれないね。孤独は唯一無二の友とすべき!っと言われた気がしました★

  • とも さん

    品のいい素敵なお話だった。 私は一人暮らしは長いが、品と伸びやかな孤独にはまだまだだ。 極上の孤独を味わうには、しっかり自分と向き合う事が大事なようだ。 一人の時間を大切に、読書を楽しもう。

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人物・団体紹介

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下重暁子

1959年早稲田大学教育学部国語国文学科卒業。同年NHKに入局。アナウンサーとして活躍後、1968年フリーとなる。民放キャスターを経て、文筆活動に。公益財団法人JKA(旧:日本自転車振興会)会長、日本ペンクラブ副会長などを歴任。現在、日本旅行作家協会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載され

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