CD

『カラーズ・オブ・ザ・ハート〜ディーリアス、ドビュッシー、ラヴェル、グリーグ』 小町 碧、サイモン・キャラハン

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
MKCD001J
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明


「ディーリアスとゴーギャン」がテーマとなった小町 碧 1stアルバム!!
小町氏ご自身が執筆した解説も読みごたえあり。


このアルバムに収録された作品を書いた4人の作曲家。一見深い繋がりは見えないように思いますが、実は19世紀末のパリで繰り広げられた芸術家たちの交友の様子を切り取ったものなのです。物語の主人公はディーリアス。彼の友人であったウィリアム・モラードの家にあったゴーギャンのスタジオ。数多くの芸術家が集まるスタジオにディーリアスはグリーグとラヴェルを連れて行きます。ディーリアス自身もゴーギャンの絵画に深い感銘を受け、後にゴーギャンの「ネバーモア」を購入します。その出会いから生まれたであろう音楽を、小町 碧は深い共感を持って奏でています。もちろん、この物語は彼女自身のブックレットに詳細に記されており、これを読めばアルバムのコンセプトもタイトルの意味も理解できるでしょう。

【ディーリアス・プロジェクトについて】
2017年7月に立ち上がった【ディーリアス・プロジェクト】。近代英国音楽史に於いて、素晴らしい業績を残したにもかかわらず、日本での知名度はまだまだ低い作曲家です。そのディーリアスの晩年の姿を、弟子であるエリック・フェンビーが1冊の伝記にまとめた「Delius as I knew him」は、未だ日本語翻訳がなく、出版が渇望されている書籍です。今回、英国在住のヴァイオリニスト小町 碧が翻訳を担当し、11月にアルテスパブリッシングより「ソング・オブ・サマー 真実のディーリアス」というタイトルで出版が決定しました。これに伴い発足したのが前述の【ディーリアス・プロジェクト】です。「様々な形でディーリアスの音楽を知ってほしい」そんな願いが込められた一連の出版、CDリリース、演奏会が企画されており、ディーリアスブームの到来が期待されます。(販売元情報)(写真:販売元提供)

【収録情報】
● ドビュッシー:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ト短調
● ディーリアス:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第3番
● ラヴェル:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ト長調
● グリーグ:ヴァイオリンとピアノのための歌曲(エミール・ソーレ編曲)〜君を愛す
● グリーグ:ヴァイオリンとピアノのための歌曲(エミール・ソーレ編曲)〜ソルヴェイグの歌


 小町 碧(ヴァイオリン)
 サイモン・キャラハン(ピアノ)

 録音時期:2014年2月21,22日
 録音場所:イギリス、ポットン・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 ライナーノーツ(日本語解説):小町 碧


【小町 碧(こまち みどり)、ヴァイオリン】
ロンドン在住ヴァイオリニスト。「若き世代の才能溢れるソリスト(The Quarterly Review)」として近年注目を集めている。12歳でハワード・グリフィス指揮チューリッヒ室内管弦楽団と共にデビュー。以来、Tonhalle Zurich、東京オペラシティ、ワルシャワ・フィルハーモニー、Wigmore Hall等、世界各地で演奏。英国王立音楽院、並びに同大学院を首席で卒業。英国と日本の音楽を両国にて紹介する演奏家として、BBC Radio 3をはじめ、様々なメディアで活動が取り上げられている。2017年4月、NHK「国際報道2017」にて、英国の作曲家、及び日本の現代音楽を国際的に紹介する活動が紹介された。2017年5月、2ndアルバム「Warp & Weft」をEM Recordsよりリリース、同年7月から年末にかけてブリティッシュ・エアウェイズの機内エンターテインメントにてアルバムが採用される。2014年にリリースした1stアルバム「Colours of the Heart」は、The StradやInternational Record Review等の国際的な専門雑誌より、数々の好評を得ている。また、オリジナルな視点と研究に基づくプロジェクトは、話題を呼んでいる。「ディーリアスとゴーギャン」は、日本経済新聞にも取り上げられ、2013年には英国ディーリアス協会により表彰された。2017年11月、ディーリアスの晩年の姿を描いた伝記「Delius as I knew him」(エリック・フェンビー著)の翻訳本、「ソング・オブ・サマー 〜真実のディーリアス〜」(小町 碧訳、アルテスパブリッシング)を出版。(販売元情報)


【サイモン・キャラハン(Simon Callaghan)、ピアノ】
スタインウェイ・アーティストであるサイモン・キャラハンは、ソリストとして、又、室内楽奏者として国際的に活躍している。近年のツアーでは日本、マレーシア、タイの他、カナダのバンフ・センターにて演奏。演奏されることが少ない作品にも意欲的に取り組み、フランセやティペットによる作品、又、ディスコグラフィーに於いては、ウィリアム・スタンデール・ベネット、ロジャー・サシェヴェレル・クックのピアノソロ作品のアルバムをリリース。その他、竹ノ内博明との「ディーリアス: 2台ピアノ編曲による管弦楽作品集」(SOMM)も好評を得ている。2017年に続き、2018年には、ハイペリオンレーベル・ロマンティックピアノ協奏曲シリーズのデビュー録音として、マーティン・ブラビンズの指揮、BBCスコティッシュシンフォニーオーケストラとの共演によるコークのピアノ協奏曲初録音がリリースされる。又、演奏活動の他、ヨーロッパの室内楽シリーズでは最長の歴史を誇る、コンウェイ・ホールのコンサート・シリーズの音楽監督としても活躍している。(販売元情報)

内容詳細

ゴーギャンの絵画のもとに4人の作曲家の作品が結びつく。興味深いアルバムである。メインはディーリアスのヴァイオリン・ソナタ第3番。ロンドン在住の小町の精細な解釈と緻密な表現が同作品の真骨頂を明らかにしていく。温かみのある抒情的楽想が醸し出す極上の演奏が広がる。キャラハンのピアノも秀逸。(弘)(CDジャーナル データベースより)

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