ユージン・バーダック

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政策立案の技法 問題解決を「成果」に結び付ける8つのステップ

ユージン・バーダック

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784492212004
ISBN 10 : 4492212000
フォーマット
出版社
発行年月
2012年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
202p 21cm(A5)

内容詳細

驚くほど明瞭で簡潔な政策立案の指針を与えてくれる、画期的な方法論。カリフォルニア大学バークレー校公共政策大学院の奥義。

目次 : 第1章 政策分析の8つのステップ/ 第2章 証拠を集める/ 第3章 「スマート(ベスト)プラクティス」の研究―別の場所のよさそうなアイデアを理解して活用する/ 付録A 政策分析の実例/ 付録B 政府が行うこと/ 付録C 公的組織・非営利組織を理解する―正しく理解するための41の質問/ 付録D 政治的支援を勝ち取るための戦略的アドバイス

【著者紹介】
ユージン・バーダック : カリフォルニア大学バークレー校ゴールドマン公共政策大学院名誉教授。1973年以来同大学院において大学院レベルの政策分析の実習講座を担当し、400にも上る学生の政策分析プロジェクトを指導。幅広い教育・研究の関心領域を持つ政治学者であり、政策の執行と公共経営、最近はサービス提供の組織横断的連携の問題(福祉サービス、環境規制、消防や居住確保など)が関心領域。連邦内務省の政策分析室で勤務した経験も持つ。政策分析の創造的な貢献が認められ、1998年にDonald T.Campbell Award of the Policy Studies Organization受賞

白石賢司 : 2004年東京大学大学院工学系研究科修了、同年環境省入省。現在は同省地球環境局地球温暖化対策課市場メカニズム室室長補佐。2010年カリフォルニア大学バークレー校修了(MPP)。自然エネルギー政策の研究によりSmolensky Prize(最優秀修士論文賞)を受賞

鍋島学 : 2001年東京大学法学部卒業、同年経済産業省入省。現在は同省資源エネルギー庁電力・ガス事業部政策課課長補佐。2007年カリフォルニア大学バークレー校修了(MPP)

南津和広 : 2000年東京大学法学部卒業、同年国土交通省入省。現在は同省住宅局安心居住推進課課長補佐。2009年カリフォルニア大学バークレー校修了(MPP)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • takizawa さん

    UCバークレーの公共政策大学院で作成&用いられている政策立案のハンドブック。すでに世界6か国語に翻訳されている。政策分析の方法を体系的に説明する第1章はもちろん,スマート・プラクティス(先行事例)を活用する方法論を伝える第3章もとても参考になった。公共政策大学院での様子を伝える翻訳者のコラムも◎。企業(の政府渉外)の立場から公共政策に関わるという発想が目新しく映った。このあたりが日本とアメリカの違いかな。

  • Moloko さん

    政策立案の技法ということで、政策分析論的な立場から政策立案のステップを論じたもの。ステップといっても問題定義や政策案の開発や政策案の評価等で躓いたら以前のステップに戻るので段階的な発想とも違うが、どのようなステップを踏んで立案すればエビデンスに基づいた効果の予測できる政策立案が出来るというお話。ただ、経済学的アプローチから政策分析が出来たので、本書でもヒント的に少し取り上げられているが、政策立案に関して政策アイデアの発想から実施プログラムの開発までの手法論が薄く、政策立案と政策実施に溝がある議論だと思う。

  • Daring さん

    課題解決型の社会科学研究者を目指す人に是非オススメしたい一冊。原本の内容も素晴らしいながら、訳者である現役の政策立案者が在籍したカリフォルニア大学バークレー校公共政策大学院の授業についてもコラムにおいて触れられており実証的な政策立案の奥深さを感じることができる。忘れてはいけないのは現実の政策立案において最も重要なのは政治であるということだ。アメリカで交渉術が発達したのもこの多元主義国家を政治力で切り開くためだ。こうして見るとやはり日本の高等教育にはまだまだ科学的方法論も交渉術の教育も不十分だと感じる。

  • がっち さん

    良書。公共政策大学院に所属しているが、まさにこのことを大学院ではまなんでいるといっても過言ではない。政策はだれでも言えるように思えるが、政策を科学にしなければ、伝わらない。その技法としては、すばらしくまとまっている。なかなか、公共政策について、特に政策学について教えている学校は少ないと思われるので、これを一冊読むということは力になると考えられる。経済学、社会学、政治学の方々や社会科学に関わる方は1つ持っていてほしい本である。

  • ムンムン さん

    難書。人の命に価値をつけ損益分岐点分析ができるという箇所はびっくりした。公務員試験に経済学科目が含まれている理由がわかった。何度も読み返して手法を身につけたい。

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ユージン・バーダック

1973年以来、カリフォルニア大学バークレー校ゴールドマン公共政策大学院において政策立案ワークショップ講座を担当し、500以上の学生プロジェクトを指導してきた、幅広い教育・研究上の関心領域を有する政治学者である。政策の実施や公共部門のマネジメント、最近ではサービス提供(教育訓練、環境規制の実施、火災

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