モーツァルト(1756-1791)

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SACD

ピアノ協奏曲集 ロベール・カザドシュ、ジョージ・セル&クリーヴランド管弦楽団、コロンビア交響楽団、他(4SACD)

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SICC10245
組み枚数
:
4
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
限定盤, ハイブリッド

商品説明

20世紀を代表する稀代の2人のモーツァルティアンの邂逅。

20世紀中葉のモーツァルト演奏家として、ワルター・ギーゼキングやリリー・クラウスと並び称されたフランスの名ピアニスト、ロベール・カザドシュ。当4枚組のボックスは、カザドシュにとって最大の盟友の一人であったジョージ・セルと1959〜68年にかけてステレオで残したモーツァルトのピアノ協奏曲の録音を集大成したものです。透明で高雅な趣を湛えたカザドシュの音色や、装飾などは加えず残された音符だけを音にしてゆく演奏は、まさに20世紀にスタンダードとされたモーツァルトの作品像そのもの。カデンツァはモーツァルト自作が残されていない場合は、カザドシュ自身やサン=サーンスのものを弾いているのも今となっては個性的なチョイスといえるでしょう。セルと手兵(コロンビア響とクジレットされている録音も、実質的にクリーヴランド管との演奏)も、躍動感のある緻密なバックアップでカザドシュとともに理想的なモーツァルト像を奏でています。
 特別収録として、カザドシュの妻ギャビー、息子のジャン、オーマンディ/フィラデルフィアと共演した二台と三台のピアノのための協奏曲を収録しています。(メーカー資料より)

【収録情報】
Disc1
モーツァルト:
1.ピアノ協奏曲第15番変ロ長調 K.450(カデンツァ:モーツァルト)
2.ピアノ協奏曲第17番ト長調 K.453(カデンツァ:モーツァルト)
3.3台のピアノのための協奏曲第7番ヘ長調 K.242(特別収録)

Disc2
4.ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K.467(カデンツァ:カザドシュ)
5.ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K.491(カデンツァ:サン=サーンス)

Disc3
6.ピアノ協奏曲第22番変ホ長調 K.482(カデンツァ:カザドシュ)
7.ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488(カデンツァ:モーツァルト)
8.2台のピアノのための協奏曲第10番変ホ長調 K.365(カデンツァ:カザドシュ)(特別収録)

Disc4
9.ピアノ協奏曲第26番ニ長調 K.537『戴冠式』(カデンツァ:モーツァルト:ピアノ協奏曲第16番 K.451より)
10.ピアノ協奏曲第27番変ロ長調 K.595(カデンツァ:モーツァルト)

 ロベール・カザドシュ(ピアノ)
 ギャビー・カザドシュ(第2ピアノ:第7番、第10番)
 ジャン・カザドシュ(第3ピアノ:第7番)

 クリーヴランド管弦楽団のメンバー(第15番、第17番、第21番、第24番)
 コロンビア交響楽団(第22番、第23番、第26番、第27番)
 フィラデルフィア管弦楽団(第7番、第10番)
 ユージン・オーマンディ(指揮:第7番、第10番)
 ジョージ・セル(指揮:第15番、第17番、第21番、第22番、第23番、第24番、第26番、第27番)

 録音:
 第15番:1968年10月18日
 第17番:1968年10月18日・19日・21日
 第21番:1961年11月5日
 第22番:1959年11月13日
 第23番:1959年11月14日&15日
 第24番:1961年11月3日&4日
 第26番:1962年11月2日&3日
 第27番:1962年11月4日
 以上、クリーヴランド、セヴェランス・ホール

 第7番:1962年12月9日、フィラデルフィア、アスレチック・クラブ
 第10番:1960年11月15日、ニューヨーク、マンハッタン・センター

 プロデューサー:
 第7番、第21番、第24番、第26番、第27番:トーマス・フロスト
 第15番、第17番:アンドルー・カズディン
 第22番、第23番:ハワード・H・スコット
 第10番:ジョン・マックルーア

 初出:
 第7番:MS6495(1962年、J.S.バッハ:3台のピアノのための協奏曲とのカップリング)
 第21番、第24番:MS6695 (1965年)
 第26番、第27番:MS6403(1963年)
 第15番、第17番:MS7245(1971年)
 第22番、第23番:MS6194(1961年)
 第10番:MS6274(1963年、ラヴェル:左手のための協奏曲とのカップリング)

 日本盤初出:
 第7番:OS174(1962年1月)
 第21番、第24番:OS571 (1966年2月)
 第26番、第27番:OS270(1963年8月)
 第15番、第17番:SOCL249(1971年5月)
 第22番、第23番:OS144(1961年9月)
 第10番:OS251(1963年5月)

 SACD Hybrid
 アナログ・トランスファー、リミックス、リマスタリング・エンジニア:アンドレアス・K・マイヤー(マイヤーメディアLLC)
 完全生産限定盤

内容詳細

まことに洗練された表現である。紳士の交友を思わせるカサドシュとセルによる絶妙な信頼感と距離感。そこから生まれる闊達自在な演奏には貴人の風格さえ漂う。どの曲も高い水準だが、華麗な第26番「戴冠式」と淡々とした境地の第22番がとりわけ優れている。★(彦)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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再発されたSACDを久々に聞いてみた。格...

投稿日:2021/07/25 (日)

再発されたSACDを久々に聞いてみた。格段に音質が向上し、演奏の全貌が良く分かるようになった。それにしてカサドシュのピアノの音色は独特、他に比べる物がない。とても綺麗。

ruri さん | 東京都 | 不明

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手持ちのCDの音に大きな不満があったわけで...

投稿日:2017/10/06 (金)

手持ちのCDの音に大きな不満があったわけではないが、マイヤー氏の手腕を信頼して購入。 オーケストラの音に関しては、既存のCDでも比較的良好な音質であったため、ベートーベンやブラームスほどの劇的な変化はない。一方で、カサドシュのピアノの音は改善が著しい。 手持ちのCDでは、オーケストラの美しい響きを土台にし、別マイクで収録したピアノの音をその響きに乗せる感じで、明快ではあるもののやや不自然なバランスで、ピアノの残響がカットされた潤いの乏しい録音との印象が強かった。 今回のリマスターによって、ピアノとオーケストラの音が適度な残響に包まれて自然なバランスで溶け合い、解像度も向上したことで、ピアノ、弦、木管の会話が一層美しく浮かび上がってくる。特にリフシェイ、マック両名手のオーボエは絶品である。 それにしてもカサドシュのピアノの音は本当に美しい。これほどまでに磨きに磨かれた純度の高い透明な音色だとは思っていなかった。今回のリマスターも成功。マイヤー氏に感謝したい。 今後も、パサついた音の協奏交響曲や窮屈なブルックナーの3番など録音で大いに損をしている名盤の改善をお願いします。

おっさん さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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