火炙り ハヤカワ・ミステリ文庫

ジョン・ラッツ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784151742514
ISBN 10 : 4151742514
フォーマット
出版社
発行年月
2003年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,532p

内容詳細

熱い!皮膚が焼け、炎が肺に入ってくる!マンハッタンに突如出現した連続殺人鬼は、高級マンションの住人ばかりを次々と縛りあげ、ガソリンにひたし、焼き殺していく。黒焦げ死体の横に必ず残される雨傘はいったい何を意味するのか?市警機動捜査班の名コンビ、スタックとリカは、パニック寸前の市民を守るため、犯人追跡に全力を傾ける―9・11後のニューヨークをさらなる悲劇が襲う。名手が放つ最新サスペンス。

【著者紹介】
ジョン・ラッツ : 1939年テキサス州ダラス生まれ。トラック運転手、劇場の案内係、警察の電話交換手などの職につきながら、短篇を雑誌に寄稿しつづけ、1971年のThe Truth of the Matterで長篇デビューした。代表作に、セントルイスの心優しき私立探偵アロー・ナジャーが登場する『深夜回線の女』、アメリカ私立探偵作家クラブ(PWA)賞最優秀長篇賞を獲得した『別れのキス』、同最優秀短篇賞の「理由もなく突然に」など。1986年にアメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞最優秀短篇賞を受賞した「稲妻に乗れ」は、後に長篇化された

天野淑子 : 京都大学経済学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • miri さん

    人の身体に火をつけるという連続放火魔の正体に、リカとスタックの刑事コンビが挑む。時代の狭間に忘れられたような翻訳ミステリーだったが、思ったより面白かった。情報を小出しにして、犯人の正体に迫っていく書き方はオーソドックスで、最後まで犯人が誰なのか絞り込めなかった。ミスリードさせようとする道筋もあちこちに忍ばせてある。それにしても500pを超える分量は多過ぎて、これは半分読まなくても話が通じたかもと思ったり…

  • ヒロフ162 さん

    ニューヨークを舞台に、連続放火殺人事件を追う男女ふたりの刑事が活躍するサスペンス。容易な言葉をえらんで綴られたストーリーは、実際のところ、かなり読みやすい。だが、その読みやすさを持ってしても、物語に弾みがつき、勢いがつくのが、中盤近くなのがとても惜しい。ただ、犯人の動機はユニークかも。結論。まあまあ、かな。

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ジョン・ラッツ

1939年テキサス州ダラス生まれ。トラック運転手、劇場の案内係、警察の電話交換手などの職につきながら、短篇を雑誌に寄稿しつづけ、1971年のThe Truth of the Matterで長篇デビューした。代表作に、セントルイスの心優しき私立探偵アロー・ナジャーが登場する『深夜回線の女』、アメリカ私

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