ウィリアム・M・ナピエ

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ペトロシアンの方程式 上 新潮文庫

ウィリアム・M・ナピエ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784102218235
ISBN 10 : 4102218238
フォーマット
出版社
発行年月
2004年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,335p

内容詳細

気象学者フィンドホーンはある企業の依頼で、極北の氷山に取り残された科学調査チームの救出に向かった。ここでは50年前に墜落した小型機の発掘が行われていた。フィンドホーンは機内で日記を発見。それは当時極秘に進められたマンハッタン計画に参加した物理学者のものと判明した。様々な謎の数式や図形が記されたこの日記を奪取しようと、魔手がフィンドホーンに照準を合わせた。

【著者紹介】
ビル・ネイピア : 1940年スコットランド生れ。グラスゴー大学で天文学博士号を取得。’96年より北アイルランドのアーマー天文台で研究を積む。天体がもたらす危険に関しては世界的権威。彗星の起源、宇宙の冬といったテーマで共著を発表後、’99年、『天空の劫罰』で小説家としてデビューを果たす。現在は真空の研究に取り組んでいる

藤田佳澄 : 東京生れ。上智大学文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • みも さん

    真空から生まれるゼロポイントエネルギーにまつわる逃走劇。著者は天文学者であり、真空の研究者でもあるらしい。故に、単発的に挿し込まれる物理学の数式や法則等は難度が高く、僕には全く持って理解出来ず。ただ分かるのは、ゼロポイントエネルギーを生み出す装置が存在するなら、世界の価値観が天変地異の如き混沌に陥るだろうという事くらいか…。唐突な場面変転と過去と現代の交錯。必死で追いかけストーリーの大枠は摑まえられるが、ディテールはとなると甚だ怪しい。心象描写は極めて乏しく無機質な状況描写がほとんどで、僕の好みではない。

  • うたまる さん

    こ、これは…かなり面白い。アダム・ファウアー『数学的にありえない』も「ラプラスの魔」など科学的知見が盛り沢山だったが、こっちも負けちゃあいない。「フーコーの振り子」「カシミア効果」など量子力学系薀蓄と、「マンハッタン計画」「赤狩り」など歴史・政治系薀蓄が絡み合いながら展開していく。それなのに本書はなぜそんなに読まれていないのか?単に知られていないだけ?まさか、上下巻分冊にありがちな急失速?答えは下巻にあるはず。早速読んでみよう。

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