ウィリアム・フォークナー

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アブサロム、アブサロム! 上 講談社文芸文庫

ウィリアム・フォークナー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784061976214
ISBN 10 : 4061976214
フォーマット
出版社
発行年月
1998年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
16cm,343p

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • fseigojp さん

    南北戦争後の南部という重いテーマに真正面から取り組んだフォークナー 八月の光の後に読んでいるが、徐々にヨクナパトーファにはまり込んでいく

  • ドン•マルロー さん

    フォークナーの作品は往々にして難解であるが、本作は比較的敷居が低く、幾分か理解しやすいように思われる。小説の舞台はむろん、架空の町ジェファソン。莫大な野望を抱えた正体不明の男サトペンに焦点を当てながら、アメリカ南北戦争後の一族の興隆と没落が、様々な登場人物たちの言葉によって回顧的に語られる。過剰な比喩とレトリックの応酬を駆使したほとんど改行のなされない文章は、まるで洪水のように読むものを圧倒する。だが、そこに違和感はいささかも感じられない。あの時代の南部の闇を描きだすには、必要な激流だったのだろう。

  • NAO さん

    フォークナーの、南部アメリカの町ジェファソンを舞台とした作品群のひとつ。ここに語られるサトペンという人物は、遅れて生まれてきてしまった、南部アメリカを象徴するような人物だ。サトペンは、子ども時代に、広大な土地と黒人奴隷を多数所有する支配層を羨望の目で見ながら育ったのだろうか。それがすべてであるかのように思い込み、自分もそうなるべくジェファソンにやって来たサトペンは、南部の闇をすべて引き受けているような印象を受ける。

  • 白黒豆黄昏ぞんび さん

    暗すぎて謎すぎて読むのが楽しい読書とはいえませんでした。サトペンの無茶ぶりでみんなが不幸になったかのようだけど、誇りとか意地とか堅固に守り通しても残るのは墓石だけだなんて。過酷すぎる運命のレールに敷かれてしまったのだろうか。

  • マリリン さん

    斜めの字体が読みにくく、苦労した。訳者との相性も悪かったような気がする。『大地』と『百年の孤独』を思い出すような内容は、なかなか魅力的であった。下巻は楽しみでもあるが、苦労しそうだ。

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