熊にみえて熊じゃない

いしいしんじ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784838720781
ISBN 10 : 4838720785
フォーマット
出版社
発行年月
2010年03月
日本
追加情報
:
20cm,269p

商品説明

雑誌『クロワッサン』の人気エッセイが待望の書籍化!
エッセイだけど限りなく小説に近い“いしいしんじワールド”をご堪能下さい。

・デイリーヤマザキの夜
・ベンツの時計
・飛行機の外と中
・七人目のディラン
・引きずりトランク パート2
・小四国
・いしいぬい
・還暦と米寿の歌   ・・・ほか54編収録。

〈いしいしんじ〉1966年大阪生まれ。著書に「ぶらんこ乗り」「麦ふみクーツェ」「ポーの話」などがある。ネット上で『いしいしんじのごはん日記』を公開中。

内容詳細

目次 : 逆立ちする植木鉢/ ウイル・ユー・マリー・ミー?/ デイリーヤマザキの夜/ ベンツの時計/ ごめんなトミー/ 犬流行り/ ねずみどしん/ 放射冷却の朝に/ 元煙草部/ ペンの真似ですか?〔ほか〕

【著者紹介】
いしいしんじ : 1966年大阪生まれ。作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Rin さん

    【図書館】う〜ん…。エッセイ、なのかなぁ。とっても不思議な内容。いしいさんの徒然なるままに、という感じ。一気には読めなくて、ちょっとずつ気の向いた時に手に取って進めていく。いしいさんの物語の綴り方や文章、文字に対する思いはもちろん。ディランなった弟や、初めて書いた小説のお話。いしいさんの周囲にいる人々。話があっちにいったり、こっちにいったり。でも読むのをやめてしまおうとは思わない。よく分からなくても読んでしまう。そのなかでも、いしいさんが行う小学校の授業のお話がよかった。自由に綴れるってなかなかできない。

  • まゆ さん

    これは読むのに1週間かかった。ちょっとずつちょっとずつです。いしいさんは小説もだけど、まったくわからない感じのものもあって、でも基本的にはちょっとかわったおもしろい人って感じのエッセイ。ぶれなくてかっこいいんです。

  • sawa さん

    ★★★★★ エッセイ。いしいしんじの目からみた世界が覗ける。ひらがなが多かったり、現実と空想の境界線があいまいになるので、途中「ぜーんぜんワカンナイヨー」ってなったりして、ぼんやりしたりするのもまた楽しい。相変わらず園子さんと仲良しなのがとってもいい。園子さんてとても素敵な女性。子供の件、ごはん日記ではあまり語られなかったけど、このエッセイを読んで、二人の中である形で消化できたのかなと思った。よかったよかった。ほしよりことの『赤ずきん』制作秘話は、『山とそば』でほしよりこ側からのも読める。(図)

  • ぽつねん さん

    ああ、この人は生き様自体が小説になってるんだな。京都に越してきて郁ちゃんやハラカミさんが出てくるあたりから、いしいさんを取り巻く渦が私の方にも押し寄せてきて、ぶつかったり重なったりで楽しかった。猿田さんのくだりではツーと涙が出たけど、他のほとんどの掌編では読書で久しぶりにゲラゲラ笑った。イラン人誰やねん!

  • yukin* さん

    いしいさんの本って、周波数というか 波長のようなものが合わないとムリって気がする。そこがちょっとでもズレちゃうと・・・ちゅん となる。前回読んだ「遠い足の話」と重複してるところもあるけれど、ぎゅうぎゅうに詰まった言葉たちが 今回もやっぱりいしいさんらしいなーと思う。最後に109ページ、10行目を要確認!

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人物・団体紹介

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いしいしんじ

1966年、大阪市生まれ。京都大学文学部卒。’96年、短篇集『とーきょーいしいあるき』(のち『東京夜話』に改題して文庫化)、2000年、初の長篇小説『ぶらんこ乗り』刊行。’03年『麦ふみクーツェ』で第18回坪田譲治文学賞、’12年『ある一日』で第29回織田作之助賞、’16年『悪声』で第4回河合隼雄物

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