ｽﾓｰﾙﾌｪｲｾｽﾞ、ﾊﾝﾌﾞﾙﾊﾟｲの初期の頃の曲をトリオでのライブには感動した。ﾊﾝﾌﾞﾙﾊﾟｲが来日した頃の私は名前を聞いたことがあるくらいでしたが、30年くらい経過してからDVDのﾏﾘｵｯﾄｽﾄｰﾘｰを見て以来この4，5年はマリオットにどっぷりです。来日の時は中学生でしたが見ておけばよかった。残念。

Street Rats 以降の動向は知らなかったがこれはすごい、３ピースで完全にブルース・マンになっている。彼をギタリストと言う人はいないがどうしてどうして素晴らしい。通常の2CHだが5.1CHの時代のものではないのだから問題ない。「Life And Times Of Steve Marriott」のように全く意味のない5.1CH化よりはるかに良心的。

アメリカ受け、イギリス受けを中途半端に追求、無理やり作らされた感もある作品だが、十分評価出来る。歌声は文句なし。もう少し練り上げれば最高傑作になっただろう。