このboxには、CD単品での初発売時には世界初録音が「売り」だった曲目が含まれている。
従って、「代表作が入っていない」などというレビューは見当はずれ。
さらに言うなら、それらは、まだ批評が健全だった頃の「Répertoire」の10点(満点)、廃刊前の「Le Monde de la musique」の「CHOC」マークを獲得していた演奏である。
「シェルシ独特の世界を十分に租借しておらず」という意味不明な形容も当てはまらない。
普段から「咀嚼」という言葉を使っておらず、「そしゃく」の変換候補の最初に上がってこないから、「租借」と誤変換するミスが起こるのだ。
早い話が、半可通が適当な事を書き込んだだけではないのか。
こんなレビューが、なぜ掲載されているのか、理解に苦しむ。