日本では一時流行ったアディエマスの方が有名かもしれないＫ・ジェンキンスだがそれ以外でも色々制作アルバム出している様ですね。当方はアディエマスに流行よりすっと遅れてハマりそちらのアルバムは数も少ないのでコンプリほぼ達成しました。しかしながら疑問なのは特に日本人は流行りモノが好きで流行ったらその時は聴くが後聴かなくなったりするのは何なんだろう・・確かに自身でも趣向の変化や諸々はあって聴いたり聴かなくなったりする事はあるが、周回していてやはり良い曲は何度聴いても良いのでたまに聴いてしまう。流行云々で聴いたり聴かなかったりするのは本当に音楽好きと言えるのだろうか・・ふと疑問に思う。ちなみにアディエマスの１曲は今でもたまに海のスケール感を表すドキュメント等でＴＶでもたまに流れ耳にする機会はある。誰でもＴＶ観てれば一回くらいは聴いたことあってしっている曲。 　前置きが長くなったが、本作はアディエマスのオリジナルそのものというんではなく、その楽曲をシンフォニーアレンジ、つまりよりクラシック音楽にｱﾚﾝｼﾞした内容である。中にはアレンジで物足りなく感じる楽曲もあれば迫力あるオーケストラで素晴らしく感じる楽曲もあり様々。あとは個人の趣向だが、いずれにしても素晴らしい楽曲の数々なので値段もお手頃で買って損無し。できれば他の楽曲も全てアレンジしてＣＤ化して欲しい！

ヒーリング・ミュージックととるか、現代の宗教音楽ととるかは聴き手の自由。私は後者、ジョン・ラターが好きな人なら気に入っていただけるでしょう。この「悲しみの聖母」も心に迫る一瞬があります。１６００円均一に出てるとは正直驚きました。推薦します。

パラディオを探し求めていたら、この盤に辿りつきました。こんな素敵な音楽が同時代にあったとは。声楽作品を中心にカール・ジェンキンスの作品を集めてみることにしよう。それにしてもパラディオは良い。