クラプトン、そしてＭ．ノップラーにも影響を与えたＪ．Ｊ．の名作の2枚組。名曲‘Cocaine’収録。この曲をはじめ他の曲も本当に短い曲が多い。さあ、これから！という時にフェード・アウトしていくパターン。それも例のモソモソボーカルの途中で・・・。よくこれで発売したなあ〜思うのは俺だけ？ＬＰ時代でも曲の収録時間は短いほうだったろう。しかし、これがハマる人にはハマってしまい、何故か許せてしまうのがＪ．Ｊ．の不思議な魅力。

デビュー以来何作目なのだろうか？しかし少しも変わらない。 これは進歩がないということでなく、すでに高いレベルで完成しており、時代や流行に捉われることのない、確固たるスタイルがあるということだ。 決して一本調子などということでなく、軸がブレてないという実力でもある。 Ｍ−７など実にスリリングなロックだ。

数々の自作曲が大物にカバーされている大御所が逆にL RUSSEL CLAPTON R NEWMAN 等の曲をカバー。ある意味自作にこだわわらずレコーディングしているところが懐の深いところ。素晴らしい！