クラシックの演奏者、指揮者も、多くは、‵80年代に日本人、‛90年代には韓国から、’21世紀に入ってからは、中国系(アメリカ国籍の人多い)が、ヨーロッパ、アメリカ、日本でも活躍する人が増えて、一般的になってきました。次は、東南アジアからも、出てくるのでしょう。このアルバムでは、Chen Yi 陳怡(1954〜)、アメリカにお住みになっている女性作曲家が、中国の民謡を元に作曲された作品、ヴァイオリンは、サロネン・ロサンゼルスフィルでも、多くの作品を弾いてらした台湾系のアメリカ人、Cho-Liang Lin 林昭亮”Jimmy”さん、指揮のLan Shui 水蓝は、コペンハーゲンで、ベートーヴェン全集も出している強者。ここでは、中国系の奏者が多いと聞くシンガポール響と、もろ、中国だなあという作品ですが、日本人にも耳馴染みよい、世界へ打って出るには、必要な、また、ヨーロッパの人々にどう受け取られるのかは、興味があります。結構、Confusion な処もありましたが、私は、とっても楽しめました。BIS レーベルは守備範囲、ほんとに広くて、歓心する。