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CD
ヴィオラ作品集 P.デュークス(va)ラーマン(p)R.ブレイン(cl)、他
クラーク、レベッカ(1886-1979)
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投稿日:2021/02/25
今井信子さんも弾いていて結構知名度があると思われるクラークの、ヴィオラソナタ以外の曲も集めたアルバム。全体的にしんみり聴かせるなかなかの佳曲揃い。 演奏の方は、メインプログラムのはずのソナタがイマイチで、わざとなのか、技術的問題なのか、ポルタメントの多用が鼻につく。録音バランスも酷くて、2楽章のフォルテなどピアノしか聴こえない始末…。 他の小品はそこまで感じないので、素直に楽しめるが、ドゥムカのヴァイオリンは例外。「俺が主役」的どぎつい音で、(このアルバムでは主役のはずの)ヴィオラと全く溶け合わない。これも録音バランスの問題かもしれないが。 このままだと酷評で終わってしまいそうだが、実は最後のクラリネットとのデュオが名演!新古典主義的楽想でよく分からないのだが、ぐいぐい引き込まれる。2人の奏者の作り出す緊張感、空気感が他の曲とは段違いで、演奏、録音ともに同じアルバムとは思えない出来の良さ! 中間の小品群と最後のデュオの魅力で星4つとしておきます。
はせちょう さん
既に投票済みです
ありがとうございました
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