SACD 輸入盤

ミュンヘン・オデオンのオルガン ゲッツ(オルガン)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OC622
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明

ミュンヘン・オデオンのオルガン(SACD)

ミュンヘン王立オデオンは1828年に建てられ、1944年の第2次世界大戦によって破壊されるまで、ミュンヘンの公的な音楽の場、及び音楽教育の場の一つでした。そこでは、シューマン、ブラームス、マーラー、R.シュトラウス、ラインベルガーなど偉大な作曲家たちも働いたことがありました。もともとここには1887年にメルツ社製の当時もっとも美しいといわれたロマンティック・オルガンが備え付けられていましたが、残念ながら1907年に聖ルペルト教会に移動されました。しかしその間に、様々な作曲家のオルガン作品が初演されたそうです。
 このオルガンの特色は、とにかく音色が美しく響きがたっぷりとしていること。だからこそ、フーガのように、『音の絡まりを楽しむ曲』よりも、ここに選ばれているようなロマン派以降の作品を演奏する時のほうが、その特性が最大限に発揮されることは間違いありません。音が複雑になればなるほど、ねっとりとした響きが層を増す、まさに、あの有名店『キム○ツ』のミルフィーユとんかつのような芸術的な音が楽しめるのです。ゴラーの作品で聴こえてくるブルックナーのおなじみのメロディも、更に荘厳になり、まさに天上から響いてくるかのよう。リストの音楽の持つ『切なさ』も、ラインベルガーの『夢想的な感傷』も丁寧に表現されているのには、全く恐れいる他ありません。(BMG)

このアルバムはハイブリッド・タイプのSACDなので、通常CDのステレオ音声のほか、SACDのステレオ音声、SACDのマルチチャンネル音声という3つの音声が収録されています。
 直接音の切れ味、楽器の音の細密な描写を味わうのであれば2チャンネル・ステレオが、ホールに響く全体の雰囲気を味わうにはマルチチャンネルが適しているとよくいわれますが、それらを聴き較べて楽しむのもハイブリッドSACDならではの楽しみと言えるでしょう。

・ブルックナー:前奏曲とフーガ ハ短調
・リスト:『泣き、悲しみ、悩み、おののき』の主題による変奏曲
・ラインベルガー:オルガン・ソナタ第9番 ニ短調 Op.142
・レーガー:コラール幻想曲 Op.52-2『目覚めよ、と呼ぶ声あり』
・ヴィンツェンツ・ゴラー:ブルックナーへのメモリアルによる祝祭前奏曲
 アンドレアス・ゲッツ(オルガン)
 録音:2005年10月17-21日 ミュンヘン、聖ルペルト教会
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND(5.0)

収録曲   

  • 01. ミュンヘン・オデオンのオルガン(Sacd)

ユーザーレビュー

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このCDには、大変に珍しいことであるが刺激...

投稿日:2008/07/16 (水)

このCDには、大変に珍しいことであるが刺激的な音を発するストップが一本も使われていない。とてもふくよかな優しい音で身も心も真綿でくるまれたような温かい雰囲気で満たされるのだ。リストの作品は瞑想的で静謐な作品で、旋律はバッハの同名主題から拝借したものであるが全体を通して極小音量で演奏される。対位法的な旋律進行は影を潜めており静かなポリフォニーが淡々と続く。

MusicArena さん | 神奈川県横浜市 | 不明

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