服は何故音楽を必要とするのか? 「ウォーキング・ミュージック」という存在しないジャンルに召還された音楽達についての考察

菊地成孔

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784900785625
ISBN 10 : 4900785628
フォーマット
発行年月
2008年03月
日本
追加情報
:
288ページ

商品説明

ウォーキング・ミュージック」という存在しないジャンルに召還された音楽達についての考察

雑誌ファッションニュースの人気連載が、初のパリコレ現地取材や音楽監督との対談を加えて、ついに単行本化へ。菊地氏独自の視点がコレクションミュージックへ斬り込む!!!


【目次】
まえがきにかえて
「ランバンやニナ リッチがどれだけカワイイか。に入る前に」

2004S/S MILAN
初対面の挨拶 そしてマウリツィオ ペコラーロの成功

2004S/S PARIS
初めてのパリコレ そしてヴィクター&ロルフの惜敗

2004S/S TOKYO
日本が世界で最初だった話 そして東京コレクション

2004-05A/W TOKYO
モデル達は無視する そして二度目の東京コレクション

2005S/S TOKYO
「人間の証明」そして三度目の東京コレクション

2005-06A/W MEN’S
メンズの昏惑 そしてスリマンの君臨

2005-06A/W MILAN PARIS
一年半目のリニューアル そしてケンゾー バイ アントニオ マラスのニューオペラ的極点
MILAN PARISメンズの昏惑は払われ そして火星の英国紳士バーバリー プローサム

2006S/S TOKYO
初めてのプレス席 そして吉田美和のダンス

2006S/S MILAN PARIS
モロッコの元旦 そしてヴィヴィアン・ウエストウッドのジミ・ヘンドリクス

2006-07A/W MEN’S
三年目のおさらい そしてアレキサンダー・マックィーンの奇妙な歌舞伎

2006-07A/W MILAN PARIS
シックなきセレブの成立 そしてランバンの魔法を顕微鏡で見る

2007S/S MEN’S
音楽を気にかけない人々 そしてオズワルド・ボーテングのダンス

2007S/S TOKYO
クラブカルチャーによるインターナショナリズム そしてイラン イランの天才

2007S/S MILAN PARIS
「架空タイアップ」の流行 そしてアレキサンダー・マックィーンの発狂した中世

2007-08A/W TOKYO
2007-08A/W MILAN PARIS
たった4メゾンの取材 そしてリミ フゥは老女の声を使う

2007S/S MEN’S
2007年ナショナリズム そしてバーバリー プローサムの迷走

2008S/S MEN’S
スリマンのいないパリ そしてヴァン・アッシュの苦悩

2008S/S取材記
裸体に導かれて〜パリコレクションの6日間+α〜

彼等は何故、服に必要とされているのか?
〜ショー音楽家との対話〜
Veronique Branquinhoヴェロニク・ブランキーノ
John Goslingジョン・ゴスリング
Ariel Wizmanアリエル・ウィズマン
Frederic Sanchezフレデリック・サンチェス

あとがき

内容詳細

目次 : 初対面の挨拶 そしてマウリツィオペコラーロの成功/ 初めてのパリコレ そしてヴィクター&ロルフの惜敗/ 日本で世界で最初だった話 そして東京コレクション/ モデル達は無視する そして二度目の東京コレクション/ 「人間の証明」そして三度目の東京コレクション/ メンズの昏惑 そしてスリマンの君臨/ 一年半目のリニューアル そしてケンゾーバイアントニオマラスのニューオペラ的極点/ メンズの昏惑は払われそして火星の英国紳士バーバリープローサム/ 初めてのプレス席 そして吉田美和のダンス/ モロッコの元旦 そしてヴィヴィアン・ウエストウッドのジミ・ヘンドリクス/ 三年目のおさらい そしてアレキサンダー・マックィーンの奇妙な歌舞伎/ シックなきセレブの成立 そしてランバンの魔法を顕微鏡で見る/ 音楽を気にかけない人々 そしてオズワルド・ボーテングのダンス/ クラブカルチャーによるインターナショナリズム そしてイランイランの天才/ 「架空タイアップ」の流行 そしてアレキサンダー・マックィーンの発狂した中世/ たった4メゾンの取材 そしてリミフゥは老女の声を使う/ 2007年のナショナリズム そしてバーバリープローサムの迷走/ スリマンのいないパリ そしてヴァン・アッシュの苦悩/ 2008S/S取材記 裸体に導かれて―パリコレクションの6日間+α/ 彼等は何故、服に必要とされているのか?―ショー音楽家との対話

【著者紹介】
菊地成孔 : 音楽家、文筆家、大学講師。1963年千葉県生まれ。ジャズを中心に、旺盛かつジャンル横断的な音楽活動と執筆活動を行なう。多作家でありながら総ての作品に一貫した実験性と大衆性、独特のエロティシズムとインテリジェンスによって、性別や世代を超えた支持を受ける。東京大学、東京藝術大学、国立音楽大学の非常勤講師を歴任後、現在は慶応義塾大学で教鞭を執る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • はるき さん

    ファッション・ショーと音楽の関係を解説する。ショーはその場を一つの世界に作り替えなきゃならない。集団の一員という意識を持たせるのに音楽は有効だと思うな。校歌とか、国歌とか。服を買うのに必要なのは理屈より高揚感なので。そういう結論じゃダメかしら。

  • オオサキ さん

    随分時間をかけてチビチビ読みましたが、後半は一気読みでした。この本に書かれている時期のはファッション大好きだったので、なんとなく服を想像したり、当時の雑誌を見たりしながら読んだのですが、雑誌には音が無いんです。ファッションショーを音楽で見る菊地さんの文章は新しい感覚で面白かったです。ショーの音楽家四人との対談がそれぞれ全く違ってこれも読みごたえあり。読み終えてからYouTubeでビッグメゾンのショー動画を探す日々です。

  • orange21 さん

    もはや十年前の本になってしまったがそんなに経ってたとは…。そしてファッションや文筆と菊地成孔の関係がそんなに遅いものだとは、と。カニエやヒップホップとファッションの接近はすぐに成就したし、毎度彼は近い未来を予言してしまう。本人は遠く投げたつもりのものだろうが。

  • のんたんの さん

    どちらかと言うと、音楽よりもファッションに精通してる人が楽しめるのかもしれません。衣服のお勉強のお供。双方、活路となりそうな一冊。いまように歌舞いてらっしゃる。

  • doji さん

    まずは菊地成孔さんの口から、ロックやパンクミュージックのアーティストの名前が出ることが面白いのだけれど、雄弁に脱線し、ファッションショーへの陶酔感が伝わる文体はとにかく読んでいて楽しい。インタビューの面々もはじめて触れるような感覚のものばかりで、ショーの音楽におけるキャットウォークとのずれやゆらぎの考察は、いかにも菊地さん的な妄想混じりの切り口で、なんとも読み応えがあった。

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人物・団体紹介

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菊地成孔

1963年生まれの音楽家/文筆家/大学講師。音楽家としてはソングライティング/アレンジ/バンドリーダー/プロデュースをこなすサキソフォン奏者/シンガー/キーボーディスト/ラッパーであり、文筆家としてはエッセイスト&批評家であり、映画やテレビの劇伴も多い

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