チャイコフスキー(1840-1893)

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SACD

Sym, 3, : Karajan / Bpo +marche Slave, Capriccio Italien

チャイコフスキー(1840-1893)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCGG7090
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

内容詳細

第3番はカラヤン唯一の録音。実に颯爽としたリズムとテンポで推進させる演奏である。いわゆる民族的なイディオムや雰囲気は希薄。まさに臭みやエグミを抜いて端正に整いあげた演奏の極みであろう。とりわけ終楽章の壮麗さと音色の美しさは必聴もの。(弘)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. 交響曲 第3番 ニ長調 作品29 ≪ポーランド≫ 第1楽章 : Introduzione E Allegro - Moderato Assai (Tempo Di Marcia Funebre)
  • 02. 交響曲 第3番 ニ長調 作品29 ≪ポーランド≫ 第2楽章 : Alla Tedesca. Allegro Moderato E Semplice
  • 03. 交響曲 第3番 ニ長調 作品29 ≪ポーランド≫ 第3楽章 : Andante Elegiaco
  • 04. 交響曲 第3番 ニ長調 作品29 ≪ポーランド≫ 第4楽章 : Scherzo. Allegro Vivo
  • 05. 交響曲 第3番 ニ長調 作品29 ≪ポーランド≫ 第5楽章 : Finale. Allegro Con Fuoco (Tempo Di Polacca)
  • 06. スラヴ行進曲 作品31
  • 07. イタリア奇想曲 作品45

ユーザーレビュー

総合評価

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最初に感じたことが「え?なんでこの録音が...

投稿日:2011/11/07 (月)

最初に感じたことが「え?なんでこの録音が…?」でした(つよしくんさんと同じ)。もっと他に先にSACD化するものがあるのでは…。…という感想を抜きにすれば,演奏,そしてこのSACD化,まったく文句なしのもの。決して人気曲とはいえない,この3番を,このように堂々と大交響曲然として響かせるカラヤンの手腕,そして実際に音にしているベルリンフィル,本当に頭が下がる。後半3楽章の盛り上げ…一糸乱れぬアンサンブルで苦もなく盛り上げられていく…! 改めて,凄いコンビだった…。

masato さん | 新潟県 | 不明

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交響曲はフィルハーモニーでの俯瞰的な録音...

投稿日:2011/07/19 (火)

交響曲はフィルハーモニーでの俯瞰的な録音,他はイエスキリスト教会での直接音の生々しい録音.特に後者はテープヒスも生々しいがSHM-SACDのメリットが利いてか例えばスラヴ行進曲冒頭のピッチカートが明瞭に聞き取れるところなど,最近発売されたeloquenceシリーズと比較するとアドヴァンテージは明白といえる.SHM-SACDはフラットトランスファー,eloquenceはポップス系に多いコンプレッションの利いたトランスファーといったところ.このシリーズ,かつてのハイブリッド盤と比較しても高音質であるのは疑いがないが,シングルレイヤーSHM-SACDを広めようとするなら,ラインアップはもう一工夫あってもよいのではないか?

工房の音 さん | 神奈川県 | 不明

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カラヤンはチャイコフスキーを十八番として...

投稿日:2011/06/05 (日)

カラヤンはチャイコフスキーを十八番としていた。このうち、交響曲については第4、第5、第6のいわゆる後期3大交響曲については、何度も繰り返し演奏を行い、録音もライヴ録音も含め相当点数が遺されている。ところが、第1、第2、第3を含めた交響曲全集は一度しか録音していない。もっとも、独墺系の指揮者でチャイコフスキーの交響曲全集を録音した指揮者は、現時点でもカラヤン1人だけであることから、むしろ全集を録音したこと自体が希少価値と言えるのかもしれない。そして、第1、第2、第3であるが、カラヤンはコンサートでは一度も採り上げたことがない。ということは、全集を完成させるためにのみスタジオ録音を行ったということであり、ここに史上最高のレコーディングアーティストたるカラヤンの執念のようなものを感じることが可能だ。本盤におさめられた第3は、カラヤンが1970年代後半に録音した唯一の全集中の1枚である。1970年代後半は、カラヤン&ベルリン・フィルが黄金時代の最後の輝きを見せていた時代であり、演奏の安定感においては、カラヤンの半世紀にもわたる長いレコーディング史の中でも群を抜いていたと言える。本演奏でも、この黄金コンビの全盛期の演奏を聴くことが可能であり、一糸乱れぬ鉄壁のアンサンブル、朗々と響く金管楽器や木管楽器の卓越した技量、肉厚の弦楽合奏、雷鳴のように轟くティンパニを駆使しつつ、流麗なレガートを施して、楽曲を徹底的に美しく磨き抜いている。正に、オーケストラ演奏の極致と評すべき演奏であり、その重量感のある迫力においては、他の指揮者によるいかなる演奏をも凌駕していると言える。第3は、ロシア風の民族色豊かなメランコリックな抒情を描出した名演が他の指揮者(とりわけロシア系の指揮者)によって成し遂げられているが、これだけの圧倒的な音のドラマを構築したカラヤンの演奏との優劣をつけること自体が相当に無理があると考えられるところであり、私としては、本演奏をカラヤン全盛時代の演奏の凄さを感じさせる素晴らしい名演と高く評価したい。併録のスラヴ行進曲とイタリア奇想曲も、聴かせどころのツボを心得た演出巧者カラヤンの面目躍如たる名演だ。ただ、スラヴ行進曲の終結部での反復が省略されているのが残念であるが、これはベルリン・フィルを指揮した他の指揮者による演奏でもそのようになっており、ベルリン・フィルが使用している楽譜自体に問題があるのかもしれない。録音については、かつてSACDハイブリッド盤が発売されており、それもなかなかの高音質であったが、本盤のシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD盤はそれをはるかに凌駕する究極の高音質であると言える。カラヤン&ベルリン・フィルの黄金時代の演奏の凄さを、現在望み得る最高の鮮明な音質で味わうことができるのを大いに歓迎したい。ただ、よりによって、チャイコフスキーの交響曲の中で人気・質ともに一番低い第3だけが何故にSACD化されているのであろうか。第1や第2、そして後期3大交響曲についても、シングルレイヤーによるSACD&SHM−CD盤で発売して欲しいと思った聴き手は私だけではあるまい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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チャイコフスキー(1840-1893)

1840年:ロシアのウラル地方ヴォトキンスクで鉱山技師の次男として誕生。 1859年:法務省に勤務。 1861年:アントン・ルービンシュタインが設立した音楽教室(1962年にペテルブルク音楽院となる)に入学。 1863年:法務省を退職。 1866年:交響曲第1番『冬の日の幻想』初演。初のオペラ「地方長官」を完成。 1875年:ピア

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